最後のお手紙。
ピザ屋さんごっこ参観日やうえだなっ子フェスタの際は、お父さんお母さんとの手紙交換。
祖父母招待日の前には、おじいちゃんおばあちゃんへ招待状を。
クリスマスや節分の前にはサンタクロースや鬼と文通など、手紙を通じて文字に親しむ機会を数多く持っていた年長さん。
文字を習得するだけでなく、この一年で手紙の魅力にも自然と気づけたようで、友だちや担任と頻繁に手紙交換をする様子が見られました。
三月に入ってからの担任への手紙には、卒園の寂しさや小学校への期待感、担任への感謝の気持ちが記されることが多くなり、自らの心を文字で表現する能力の高まりを感じました。
そんな年長さんに、卒園式当日担任からプレゼントされた幼稚園生活最後のお手紙がこちら。
クラスの集合写真が貼られ、紙いっぱいにコメントが書かれたお手紙の裏表紙には、担任直筆のイラストが。
一人一人の事を思い浮かべながら心を込めて描いたのでしょう。
どの顔も似ているのは勿論、今年の年長さんらしい柔らかい表情をしていますよね。
彼らへの「愛」が存分に感じられる、最後のプレゼントでした。