おにぎりパーティー。
今日は、今まで半年かけて年長さんが育ててきたお米の収穫祭、おにぎりパーティーを行いました。
幼稚園での調理経験もよく積んでいますし、家でのお手伝いもよく行っている年長さんですから、米とぎなどはお手の物。
あっという間に米とぎを終え、炊飯器のスイッチをオンしたら、米が炊きあがるまではホールでスライド鑑賞をしました。
4月23日に米の種まきを行ってから丸半年。
毎日の水やりや草むしり、代かき、田植え、稲刈り、脱穀、籾すり、精米ときて、いよいよ今日がおにぎりパーティー。
この半年の工程を振り返るスライドを観ていると、彼らも感慨深く感じている様子でした。
さて、いよいよ炊きあがり。炊けた瞬間の表情を見ているだけで、どれだけ彼らが期待感を持ってこの活動に取り組んでくれていたか分かりますよね。
炊きたてほかほかのお米でおにぎり作り。
「早く食べたいけれど熱くて握れない!」って話す声もとっても嬉しそう。
さて。いよいよおにぎりを食べるときが来ました。
「いただきます!!」
口いっぱいに頬張ると、精米したてのお米の香りが口の中に広がり、とっても美味。
自分たちで育てた米という付加価値がついていますから、彼らには忘れられない味になった事でしょう。
今日をもちまして、半年間続いたお米の活動は終了しました。
「美味しいおにぎりを食べた。」という感想以上に、作物を作る大変さや楽しさ、食べ物を大事にしようとする気持ちなど、心に響くものがあったように感じます。
そこまで行って初めて、食育として意味のある活動になると我々は思います。
彼らの心の成長を感じられるようなエピソードが今後現れてくると嬉しいですね。