園日記

3月11日(金) 修了式。

本日の修了式をもって、令和三年度の教育活動を修了しました。

コロナウイルスの影響が色濃く存在した今年度でしたが、その中でもできることを第一に考え教育活動を行ってきました。

上田名幼稚園らしく、自由でのびのびする時間としっかり集中する時間のメリハリをつけた保育を意識することで、今年の子どもたちも『やるべきときにはやる』上田名っ子らしい成長を遂げてくれたように感じます。

 

今年度も一年間お世話になりました。

令和四年度もよろしくお願いいたします。

 

午後からは年少棟の解体工事が早速始まっています。

年少棟をカバーする為の鉄骨が組まれ、地面には鉄板が敷かれているようです。

 

年少棟の二階に上がる階段も壊され始めています。

解体作業を頑張っている彼は卒園児。

写真撮影にも快く応じてくれました。

真剣な表情で社会人として働く姿に見とれていましたが、話しかけると幼い頃に見慣れた人懐っこいスマイルを見せてくれて。

やっぱり、何歳になっても変わらないんだなぁ~と嬉しくなりました。

 

今回、旧園舎の解体や新園舎の建設に何人もの卒園児が携わってくれ、人の縁というものを強く感じます。

卒園児が社会で働く姿を目にするというのも幸せなものですね。

3月10日(木) 卒園児の活躍

昨日我々が卒園式を行っていた同時刻に、隣の田名中学校では卒業式が行われていました。

風のたよりによると、卒園児が活躍していたようでして。

そんな話を聞くと、尚更みんなに会いたくなりますね。

たまには顔を見せてね。

3月9日(水) 卒園式

昨日、卒園式が行われました。

全員出席とならなかったのが残念ではありましたが、上田名幼稚園らしい心温まる卒園式を行えたのではないかと思います。

 

このコロナ禍でもたくさんの経験をしてきた子どもたち。

小学校生活も自信をもって、大きく羽ばたいてください。

 

そんな年長まつ組さんから年中ばら組さんへの、幼稚園生活最後のお手紙がこちら。

『ばらぐみさんへ 1ねんかんありがとう これからもようちえんたのしんでね まつぐみようちえんたのしかったよ』という文面でした。

いつも仲良く元気に園生活を過ごしてきたまつ組さんらしいメッセージ、ばら組さんの心にも届いたことと思います。

3月9日(水) 卒園式当日。

昨晩はなかなか寝付けず、今年度の園日記を見返していました。

今年度もコロナウイルスの影響で園外保育の回数が少なくはなりましたが、「幼稚園だから経験できること」を」最優先して行った結果、実りの多い一年になったと感じます。

 

さて、今日の日めくりカレンダーは『0』

卒園式当日は、担任からのメッセージでした。

 

上田名幼稚園の教育を説明する際に豆腐と納豆に例える事があります。

大豆の粒を潰して型にはめて作るのが豆腐。大豆の粒が生かされた状態で混ぜ合わせて作るのが納豆。

「せっかく持っている各々の個性を潰さずに、それを混ぜ合わせて粘りを出した納豆集団が上田名幼稚園の目指している集団だ」とよく話すのですが、今年のまつ組さんはまさにそれを体現していたように感じます。

発言力がある一部の子だけが楽しむのではなく全員が個性を発揮できてみんなが楽しめる、とても魅力的なクラスでした。

 

今日は卒園式。

毎年のことながら別れは寂しいものですが、沢山泣いて、最後は笑顔で送り出したいと思います。

3月8日(火) あと『1』

日めくりカレンダーは『1』

明日が年長さんの卒園式ということで、今日は三学年で関われる最後の日となりました。

新園舎のホールに集まり、お別れ朝礼という名のセレモニーを。

年少児からは会場を彩る輪飾りを、年中児からは明日の卒園式で胸につける「おめでとうバッジ」をプレゼントしました。

この一年、まつ組さんと沢山関わってきた年中ばら組さんからは、もう一つサプライズプレゼントが。

新園舎の廊下に貼られた最後のお手紙には『いっぱいあそんでくれてありがとう おせわになりました いちねんせいになってもわすれないでね』と書かれていましたよ。

 

まつ組さんの事が大好きで、いつも憧れのまなざしで見つめていたばら組さんらしい最後のお手紙。

明日卒園するまつ組さんの心にも彼らの想いが届いた様子で、嬉しそうな表情で長い間ジーっと眺めていましたよ。