園日記

『本物に触れる』という貴重な経験。

三連休明けの今日、年中ばら組さんの主活動は『ほんものの がっきに ふれてみよう♪』でした。

表現遊びを楽しむ会で行う『ねずみくんのおんがくかい』の劇に登場する楽器、太鼓、シンバル、指揮棒に実際に触れ、楽器遊びを行いました。

太鼓やシンバルは触れた経験がある子もいたのですが、もう一つの楽器トランペットに関しては誰も見たことが無く・・・。

「どうするのかな?」と様子を眺めていたら、担任がおもむろに箱を開け始めました。

担任の私物のトランペットです!!

初めて見るトランペット、初めて耳にするトランペットの音色にみな大喜び。

さすがに吹くのは無理なので、バルブ操作のお手伝いをして、トランペット遊びを楽しみました。

その直後から、劇の小道具のトランペットを扱うときもバルブ操作をする子が現れ。

太鼓やシンバル、指揮棒の使い方も本物っぽくなってきましたよ。

 

表現遊びを楽しむ会にむけて、子どもたちの期待感を高める、とてもいい活動になったと思います。

ねずみくんのおんがくかい。

年中ばら組さんは、12月5日(土)に行われる表現遊びを楽しむ会で、『ねずみくんのおんがくかい』を演じることになりました。

普段の保育から様々な曲を歌い、楽器遊びに親しんできたばら組さんですから、みんな音楽が大好き。

登場する動物になりきって楽器を鳴らす真似をしたり、当日歌う曲をみんなで口ずさむ姿がよく見られます。

 

思い返せば6月1日、コロナウイルスによる休園期間が終了した今年度初日に行ったのは楽器遊びでした。

太鼓やタンバリンだけでなく、休園期間中に自作した手作り楽器を使っての楽器遊び。

よほど楽しい思い出だったのか、それからも度々行う姿がありました。

今年のばら組では、ピアノに興味を持つ子も多くなってきました。

頻繁にクラスで歌っている山の音楽家や部屋の片付けを促す曲などは自分たちで伴奏が出来るようになりました。

身近なところにいつも音楽がある今年度の園生活が、自然と彼女たちの音楽や楽器への興味を高め、そのスキルを向上させるきっかけとなっているのでしょう。

 

12月5日に行われる表現遊びを楽しむ会で演じられるのは、発表会にむけてセリフなどを教え込んだ劇ではありません。

普段の保育で行っているリズム遊びや楽器遊び、おままごとなどの『遊び』を基に、

各々の役になりきるにはどうすればどうすればいいかを、セリフ、仕草、歌声などを用いて表現した劇です。

 

彼らが楽しそうに踊り、演じ、歌う姿は、この日のために短期間で教え込まれたものでは無く、これまでの毎日の保育により身につけたものなのです。

音楽大好きばら組さんの『ねずみくんのおんがくかい』をお楽しみに。

季節の移ろいを感じながら。

朝晩の冷え込みも強くなり、冬の訪れをすぐそこに感じられるこの頃。

園庭の木々も葉が落ち始め、イチョウの木の葉もうっすら黄色くなってきました。

 

そんな折、年長まつ組さんは園庭で絵を描き始めました。

先日のごっこ遊び参観の際に年長児の保護者の皆様とは少しお話をしましたが、

上田名幼稚園の年長児は、個人持ちの絵の具を用い、自分たちで自由に色を作りながら絵を描く活動を多く取り入れています。

今回の木の絵も個人持ちの絵の具を用いて描きました。

 

自分で作った色で描いた絵画には、既存の絵の具の色だけでは描ききれない細かい描写や多様な表現がなされます。

今回の絵も、秋の日の光を浴びている様子の絵もあれば、冬の訪れを感じさせるような暗い構図の絵もあり、どの作品もとても素敵な色使いでした。

 

2月のうえだなっ子フェスタでは、このような魅力的な作品が数多く飾られますので、お楽しみに。

こちらも始動。

先週まで水族館作りに大忙しだった年長さん。

一息つく間もなく、『表現遊びを楽しむ会』にむけての活動をスタートしました。

昨日から早速話し合いが始まり、役やセリフの割り振り、歌詞や曲の振り付けなどが次々と決められていきました。

全員で力を合わせて一つのお店を作る楽しさを感じたばかりの彼らですから、こちらの話し合いも大盛り上がり。

次から次へと意見が飛び出してくる様子に、一連の活動による成長を感じました。

 

自分たちで演出したちょっとコミカルな劇と、感動的な歌のギャップにもご期待下さい。

城山作り。

家ができ、木が植えられ。

城山がどんどん華やかになってきましたよ。