園日記

2月3日(木) 楽しい豆まき。

今日は節分。

上田名幼稚園にも鬼が遊びに来ました。

年少さんには、あらかじめ正体を明かした上で。

年中さんと年長さんには、最初からお面をかぶった状態で対峙しました。

朝から緊張気味の子もいたようですが、みんな大きな声で「おには~そと!!」と言いながら豆を投げ、見事に鬼を退治してくれましたよ。

豆まき終了後は、ふれあいの時間。

赤鬼の鼻をツンツンしながら「楽しかったねぇ~」って。

いい笑顔ですね。

年少たんぽぽ組さんは、豆まき終了後に今日の経験画を描きました。

画用紙いっぱいに笑顔の赤鬼と緑鬼を描いている子がいて、嬉しくなりました。

とても楽しい経験だったのでしょうね。

 

今年は、コロナウイルス感染対策として園庭で豆まきを行いました。

園内でのクッキングや飲食を制限している関係で、みんなでお豆を食べるのも無し。

それなら持ち帰ってもらおうと小分けにして準備しておりましたが、小さい子が豆を口に入れる危険性をメディアで盛んに放送していたので、持ち帰るのもやめました。

お家でも豆まきをするでしょうが、食べる際は気をつけて下さいね。

2月2日(水) 明日は節分。

どのクラスよりも早く園庭に出るのは年少すみれ組さん。

今日も合間に寿司ごっこで休憩しながら、氷鬼や高鬼を存分に楽しみました。

その後は、久しぶりに砂場遊び。

力を合わせて大きな砂山を作って遊びました。

午後からは、お部屋で新企画が始まるようです。

何をするのかな?

 

その頃年中ばら組さんは、「おに~のパンツはいいパンツ~!」と陽気に歌いながら何やら作業をしていました。

黄色い画用紙に細く切った黒い画用紙を糊付けしているこちらのグループは、鬼のパンツを作っているようです。

こちらのグループは、大きな鬼に赤い絵の具で色塗りをしていました。

昨日みんなで牛乳パックを積んでいたのは、鬼を作るためだったんですね。

色づけが終わった鬼にパンツを穿かせて金棒を持たせたら、ばら組さん特製『赤鬼』の完成!!

明日の豆まきをとても楽しみにしている様子でした。

鬼も期待に応えられるよう、明日は全力で逃げ回りたいと思います。

2月1日(火) 鬼が遊びに来る前に。

今日から二月に入りました。

寒い日が続いていますが、日が照っていればそれほど寒さも感じず、今日も園庭で元気に走り回っています。

 

すみれ組さんは、最近盛り上がっている高鬼と氷鬼を今日も行いました。

毎日遊びこんでいるからか、仲間を助けに行こうという気概や、友だちの名前を呼んで助けを求めるシーンが見られ始めましたよ。

氷鬼の合間には、タイヤに寝そべって休憩。

「まぐろのおすしで~す」なんて、おどける様子も見られています。

部屋に入ってからは、手遊びや紙芝居をじっくりと。

今日から入園した子も見様見真似で参加していましたよ。

みんなとてもいい表情をしていますね。

 

明後日が節分だからか、今日は鬼にちなんだ作品を作るクラスが多かったです。

年少たんぽぽ組さんは、豆を入れるカップを作っていました。

2月11日のフェスタに備えて部屋の飾り付けを始めているからか、四月からの子どもたちの作品を見る機会が多くあります。

入園した頃からの成長を感じながら今日のカップ作りを観察していたら、とても感慨深かったです。

1月28日(金) 日めくりカレンダー。

スッキリ晴れて、少し暖かく感じる金曜日。

年長まつ組さんの黒板には、新作絵本の案がびっしりと。

昨日の昼食後に再度話し合いをし、ストーリーが決まったようです。

今日の主活動は、『日めくりカレンダーを作ろう』

卒園までの日数を意識する時期になりました。

まずは、目をつぶってくじ引き。

一人一枚ずつ、日めくりカレンダーを作りました。

寂しさを感じさせる文面が多く、このクラスの絆の深さを改めて感じました。

今年は2月7日スタート予定のこちらの日めくりカレンダー、度々園日記でも紹介していきたいと思います。

1月27日(木) 幼稚園生活最後の絵本作り。

年長まつ組さんは、幼稚園生活の集大成として絵本作りに取りかかりました。

当然、今回の活動も子どもたちの話し合いのみで進めていきます。

今日は話し合いの初日。

今年度の園生活を振り返るストーリーや、『みんなのゆめがかなったら』の手作り絵本に決まるのかなと事前に予想していたのですが、話し合いは意外な方向に進みまして。

「やっぱりさ、最後も楽しいお話にしたいよね」ということで、今回のお話は『みんなで ぴくにっく たのしいな』に決まりました。

題名を決めたら、早速ストーリー作り。

「山に登る話にしようよ。」

「じゃあさ、バスで行かない?」

「途中に湖とかあると面白いよね」と話し合いは盛り上がり、次から次へと意見が飛び出しました。

 

興味深かったのが、絵本の中の世界を映像としてイメージできているように感じられたこと。

本のストーリーを考えているというよりは、絵本の世界の中に既に自分が存在しているようで。

「山の道には沢山の花が咲いていてさ。」

「わかる!わかる!!」

なんて掛け合いも、一緒に物語を作った彼らだからこそなせる技なのかなと感じました。

 

今日のちょっといい話は、頂上に着いたら何をしようかの話し合いの中に。

「絵を描きたい」「頂上の公園で遊びたい」という意見の他に、「写真撮影をしよう」という意見が出てきて、皆がそれに賛同しました。

「いいね~。みんなでヤッホーって言いながら写真撮るの、どう?」

「楽しそう!めっちゃ楽しそう!!」

「先生も入ってね」

「えっ、私も?」

「うん。だって、全員でまつ組でしょ?」って。

 

お互いが認め合い、強い仲間意識を持っているのがこのクラスの特長。

楽しいときも辛いときもその気持ちをクラスで共有することで、皆で高め合える素敵な人間関係を築いてきました。

「先生も含めて全員でまつ組でしょ」なんて言葉をサラッと言えちゃうような空気感もまつ組らしさ。

そんな彼らなら、今回の絵本もまつ組さんらしい心温まるストーリーになることでしょう。

 

となると、我々も彼らのために何か準備したくなりますね。