園日記

9月24日(金) 楽しくて温かい運動会。

 

コロナウイルスの感染防止対策として、規模を縮小しての平日開催となる今年の運動会。

運動会に向けての活動が上田名幼稚園でも行われております。

といっても、毎日叱りつけて厳しい指導をしているというわけではなく・・・。

他学年の踊りを、端っこで真似して踊っていたり。

退場門の外にアーチを作り、「おつかれさま~」と出迎えたり。

出番の時は程よい緊張感を持って、それ以外の時はいつも通りの優しさで。

年長さんが率先して上田名幼稚園らしい温かい空気を作り出してくれるので、みんなとても楽しそう。

年少さんもニコニコ笑顔で踊ってくれています。

今日は全員リレーを楽しんできました。

運動会当日リレーを行うのは年長児だけですが、普段から年長児のリレーを観戦していると年中さんも年少さんもリレーを行いたくなるようで。

大盛り上がりの全員リレーでした。

三学年が揃うと、年長児の逞しさが一層際立ちますね。

 

我々が運動会に込める想いは、9月29日発行予定の園だより10月号に詳しく掲載されますので隅々までご覧ください。

クラスだよりも、運動会のプログラムや見どころなどが書かれた特別バージョンとなりますのでお楽しみに。

9月22日(水) 新ゲームと栗作り二日目。

三連休明け二日目で明日もまた祝日。

なかなか園生活のリズムをつかめきれずダラダラモードなので、今日も第二グラウンドには出かけずに園内で過ごしました。

年長まつ組さんは新ゲームで遊んでいました。

先週くらいからルール変更を繰り返し、ようやく上田名幼稚園らしい、頭を使って遊べる新ゲームを完成させました。

普段から行っているドロケイボールバージョンから派生したこの新ゲーム。

安全地帯である『島』を三つ設置したのがミソです。

ボールを狙いに行く時なのか、仲間を助けるべき時なのか、島を獲得すべき時なのか。

チームとしてゲームを有利に進めるために考えることは従来のゲームよりさらに複雑になりましたが、今の年長さんの仲間意識があればこのゲームから沢山学んでくれそうです。

観戦しているだけでもスゴく面白かったので、思わず大声で応援してしまいました。

今度参加させてね。

 

昨日栗作りを行った年中ばら組さんは、今日は栗を飾るスペースを自分たちで作り上げました。

木と葉っぱを壁面の模造紙に貼りつけ、昨日作った栗を飾ると・・・。

とても素敵な栗の木が出来上がりましたよ。

完成してすぐ、自分たちで作った栗の木の下で「大きな栗の木の下で」を歌うっていうのも風流で素敵でした。

 

年長まつ組さんも、昨日に引き続き栗作り。

今日は栗の実を作りました。

今日の色付けは個人持ちの絵の具。

既存の絵の具を混ぜて自分で好きな色を作りその色で塗ると、クレパスやサインペンよりさらに表現が多彩になるので、個性的な作品が沢山出来上がりました。

出来上がった栗を昨日収穫した栗と並べて飾ると、その魅力がさらに引き立ちますね。

 

どちらも素晴らしい活動となりました。

9月21日(火) 栗を拾ってから栗作り。

9月21日火曜日。

すっきり晴れて散歩日和なので、まつ組さんとばら組さんは果樹園に遊びに行きました。

今日の目的は栗拾い。

栗を触った経験のある子もあまりおらず皆新鮮な驚きがあったようで、「痛い!これ、チクチクする!!」とあちこちから声が。

足を器用に使ったり、そーっと手でつまんだり、やっとの思いで収穫してきました。

園に戻り、じっくり栗を観察したら、早速栗作りです。

ばら組さんは、トイレットペーパーの芯に切り込みを入れたものを用いて、栗を表現しました。

まつ組さんは、画用紙を細く切り、箱状のものに貼ることで栗を表現しました。

 

注目すべきは、どちらのクラスの作品にも緑色を使う子がいた事。

栗のイメージと言えば茶色が普通なので、「栗は茶色で作りなさい」と事前に指定してしまう園が大半でしょうが、自然界に存在する栗には茶色以外の色も沢山含まれています。

実際、今日見つけた栗の中にも緑色とや黄土色の部分がありました。

 

上田名幼稚園で行われる活動は、なるべく制限を設けず、子どもたちが本来持つ自由な発想を存分に発揮できるよう意図して行われています。

今日作った栗も、実際に見て、実際に触れてから作ったからこそ、多彩な表現がなされたのだと思います。

栗拾いという実体験が活きた、上田名っ子らしい素敵な作品が出来上がりましたね。

9月17日(金) トンボの羽。

年少さんに見送られ、畑へ散歩に出かけた年中ばら組さん。

9月8日に種を蒔いた大根の様子を見に行きました。

ハート型の可愛い葉っぱが出ていたので、みんな大喜びでしたよ。

 

歌が大好きな年少すみれ組さん。

今日は『犬のおまわりさん』の絵本を読み聞かせしていましたよ。

フリをつけて歌う様子がとても可愛かったです。

絵本をきっかけにして、好きな曲が増えていっているって素敵な事ですよね。

たんぽぽ組さんは、一昨日作ったトンボに羽をつけました。

六色の絵の具が用意されていたのですが、一枚に複数の色を使う子もいたので、予想していた以上に個性が表れました。

出来上がったトンボが壁に貼られるのが楽しみです。

9月16日(木) あなたにエールを。

今日はミキサー車が来て、セメントを流し込んでいました。

車大好きな年少の男の子たちは、いつも以上のスピードで朝の支度をし終え、工事の様子をじっと見学していましたよ。

毎日いろんな種類の車が作業をしに来るので、見ているととても楽しいです。

今日も全学年で第二グラウンドへ。

かけっこや踊りなど、存分に楽しんできました。

 

他学年のダンスも積極的に踊り、会場全体で楽しもうとするのが上田名幼稚園のスタイル。

こういった場合も小さい子をリードして盛り上げてくれるのが年長さんです。

恥ずかしがっている年中さんや暑さにバテ気味の年少さんも、トラックの外で年長さんが盛り上げてくれるので、すぐに緊張も解け、いつも通りに楽しく可愛く踊ってくれました。

 

最後は年長さんの出番。

年少さんの踊りをニコニコ眺めている時からは一転したキリッとした表情とキレのある動きには、さすが年長児だと唸らされました。

帰り道、年少さんと手を繋いで歩いている年長さんの服は一様に砂で汚れていました。

服の汚れも気にせずに全力で表現する彼らには、普段年少児に見せてくれる優しい姿とはまた異なり、「やるべき時には一生懸命やるんだ!!」という気概や頼もしさが感じられました。

フィナーレで、膝に砂をつけた年長児が満足感に満ちた表情で整列する姿は感動を呼ぶ事でしょう。

幼稚園に帰ってきてからは、年中ばら組さんの数人が年長児の使用曲で踊り続けています。

年長児の真剣な姿が魅力として伝わり、彼らへの憧れの気持ちから自分たちも踊りたくなる。

年長さんが込めたエールの一つが、もう年中さんには伝わり始めているようですね。

 

今年の運動会は例年とは異なる形とはなりますが、年長児がこの活動に込めたエールを保護者の皆様にも感じていただきたいと思います。