園日記

5月18日(火)

昼から雨の火曜日。

今週あたりに砂場遊びを行いたかったのですが、この天気では無理そう。

ズッキーニの実も大きくなっているのですが、年中さんが畑に行けるのはいつになることでしょう。

さて、先日海をテーマにした壁面を作った年中ばら組さん。

海と魚を作り、スイミーの絵本を読んだ事から、海に興味を持ち始めている子も多いようです。

昨日と今日はクラゲ作り。

カップにお花紙とカラーポリ袋を貼り付け、カラフルなクラゲを作り上げました。

かなり楽しかったのか、「次は、カニとサメを作ろうよ。」という話が出ていたので、ばら組さんの壁面は水族館のようになっていきそうですね。

5月17日(月)

 

朝、雨が止んだタイミングで畑へ出かけたたんぽぽ組さん。

トウモロコシ、カボチャに水をあげ、道端に咲いている花を見ながら帰ってきました。

漫然と歩いていると見落としがちですが、園から畑への道のりでも沢山の花が咲いているものですね。

「ピンクの花だ~。」「こっちは黄色い花だよ。」と話しながらの散歩はとても楽しく、その直後の活動に繋がりそうな良い導入となりました。

園に戻ってきてからは、早速お花作り。

難しい工程でしたが、みんな楽しんで行えていましたよ。

 

 

午後によく行われているリレー。

年少さんのリレーはとてもゆっくり。

バトンをハンドルに見立て「ブ~ン」と声を出しながら走ったり、線の中をショートカットしていたり。

見ている我々は癒やされますが、子どもたちはとても真剣です。

 

彼らが二年後年長になったときに、鬼気迫る表情であれだけのスピードで走るのかと思うと、年少の頃からの積み重ねって大事なのだと感じられますね。

5月14日(金)

年長まつ組さんは、日課であるお米の水やりに。

毎日しっかり水やりをしてくれるので、お米もかなり伸びてきました。

六月の上旬には田植えが出来るかな?

帰り道、ちょっと寄り道して駐車場へ。

オタマジャクシはカエルになるとエラ呼吸から肺呼吸に変わるそうで。

カエルが登りやすい石を一人一つずつ拾ってきました。

園に戻り、水槽に石を入れてからしばらく観察していると・・・。

「登った~!!」

まつ組のみんなの想いが小さなカエルにもしっかりと届いたようで、平べったい石の上で気持ちよさそうにしていましたよ。

 

今日は朝から暖かかったので、砂場遊びには絶好の天気。

年少たんぽぽ組さんと年中ばら組さんは、朝から裸足になり砂場遊びを始めました。

年少児と年中児が同時に同じ遊びを行っていると、楽しさの感じ方の違いが見られて面白かったです。

たんぽぽ組さんは、雨どいで作った水路に葉っぱを流して、流しそうめんのような遊びを繰り返し行っていました。

その後は、ばら組さんが作った海でひたすらジャンプ。

全身泥だらけになって遊んでいましたよ。

 

ばら組さんは、今年度回数を重ねた効果が出て遊びの質が高まってきたので、

山や川を作り、トンネルを掘り水を流すという、年中児らしい砂場遊びを楽しんでいました。

 

 

たんぽぽ組が今日行ったような全身で泥だらけになる砂場遊びは、今後三年間で沢山行っていく砂場遊びの基礎となるものです。

汚れを気にせず存分に遊ぶこの時期の経験こそが、山や川を作りトンネルを掘る、これからの砂場遊びに繋がっていくのです。

 

「服を汚さないように遊んでね。」と事前に指示をすれば、誰でも服を汚さずに遊べます。

ただその遊びは、彼らが心から満足するような楽しさにはならないでしょう。

「山の上から道を掘って、じょうろで水を流すと川になるよ。」と我々大人が先に説明すれば、誰でも簡単に川や海を作れます。

ただその遊びは、彼らの琴線に触れるような感動的な体験にはならないでしょう。

 

服の汚れなど気にせず、砂山にスコップで小さな穴を開け、肩まで砂がつくほど穴を掘り進め、崩れてはまた掘り直し。

何度も失敗して、またチャレンジして。

ようやく自分たちでトンネルを開通させた瞬間に彼らが見せてくれる最高の笑顔を引き出すことが、私たちが年に何度も砂場遊びを行う意図であり、

こういった成功体験から得た大きな達成感こそが、子どもたちを更に成長させてくれるきっかけになるのです。

 

 

年少児の保護者の皆様は、今日のような暖かい日に持ち帰る泥だらけの服に正直うんざりしているかもしれません。

「また服を泥だらけにして!」と叱りたくなるかもしれませんが、グッとこらえていただいて。

「今日、トンネル掘ったよ。スゴく楽しかったんだ!!」と最高の笑顔で報告してくれる日を夢見て、今しばらくご辛抱下さい。

5月13日(木)

雨降る木曜日。

年中ばら組さんの壁には、昨日完成した大きなスイミーが。

今日からこのスイミーに見守られながらの園生活が始まります。

力を合わせることの大切さを学ぶ、実りの多い一年にしたいですね。

 

年少たんぽぽ組さんは、最近色々な曲を歌っています。

『ありさんのおはなし』を歌うときは、アリの触覚のように手を頭の上に乗っけてクネクネと。

『ちょうちょ』を歌うときは、両手で蝶の形を作ってヒラヒラと。

その仕草がとても可愛くて。

たんぽぽ組さんが歌っている姿って、つい見入っちゃうんです。

これから沢山の曲を歌って踊って、音楽に親しんでいって欲しいですね。

 

音楽といえば、すみれ組さんは楽器作り。

牛乳パックとストローでギロの様な楽器を作っていました。

ストローが貼ってある面はギコギコと、それ以外の面はトントン叩いて音を出しました。

その後、折角なので本物のタンバリンで遊んでみましたよ。

勢い余ってタンバリンを棒で叩いちゃうのも、それはそれで面白くて。

楽器の正しい使い方を学ぶのも大切ですが、まずは楽器を鳴らす楽しさを存分に感じて欲しいですね。

 

年長まつ組さんは、昨日に続いて『10ぴきのおたまじゃくし』の絵本作り。

作業も二日目となると、ある程度コツを掴めてきたようで。

二人組のグループで相談し、上手に手分けして絵本作りを進めていく様子が見られました。

話し合う楽しさも感じ始めているようなので、これからの活動は更に盛り上がりを見せそうです。

5月12日(水)

5月12日水曜日。

今日から三日間は、午後に個人面談を行うため半日保育となります。

年少たんぽぽ組さんは、まつ組さんと手を繋いで畑へ水やりに行きました。

最近畑でよく見かけるテントウムシの姿をたんぽぽ組のみんなも一目見たいようで、テントウムシを探しながらの水やりとなりました。

たんぽぽ組さんがトウモロコシとカボチャに水をあげていると、どこからか呼ぶ声が。

「テントウムシがいたよ~!!」

慌てて近寄ると、まつ組さんが観察していたジャガイモの葉にテントウムシが。

小さなテントウムシに顔を近づけてじっくり観察するたんぽぽ組さんでした。

 

幼稚園に戻ってからは、すぐにテントウムシ作りを行いました。

赤い画用紙に色とりどりのシールを貼り、顔はクレパスで描きました。

10分ほど前に実際に畑でテントウムシを観察したたんぽぽ組さんですから、テントウムシ作りに対する意欲もかなりのもの。

すごく集中して作れていましたよ。

素敵なテントウムシが出来上がりましたね。

年少すみれ組さんは、ムーンサンドで遊びました。

薄力粉とベビーオイルで作るこのムーンサンド、不思議な触感なのでみんな大喜び。

集中して長時間遊べていましたよ。

私も少し触らせてもらいましたが、とても面白かったです。

ご家庭でも是非遊んでみてくださいね。

年長まつ組さんは絵本作りを始めました。

『10ぴきのおたまじゃくし』が完成するまでに、これからどれだけの話し合いを行い、どのように活動が展開していくのでしょうか。

出来上がった絵本も楽しみですが、それまでの過程も大切にしていきたいですね。