テントウ虫がやって来た。
年少さんが入園してから一ヶ月。
園生活にもすっかり慣れ、遊ぶときは思いきり遊び、静かにすべき時には静かにする、メリハリのきいた生活もできるようになってきました。
ここ数日、園庭には沢山のテントウ虫が遊びに来ています。年少たんぽぽ組さんも興味を持っている様子だったので、テントウ虫作りをしてみました。
テントウ虫の形の台紙にシールを貼るという単純な作業ではありますが、出来上がった作品には各々の個性が存分に表れていましたよ。
上田名幼稚園で作られる作品は全て、各々の個性が表れるように意図しています。
今回のテントウ虫作りでも、シールの個数や貼り方は自分で決め、各々好きな場所に貼っているのです。
模様を全体に散らばらせる子、少しの枚数しか貼らない子、綺麗に整頓させて貼る子。
年少児といえども、出来上がった作品にはその子特有の表現がなされます。
「上田名幼稚園の子の作品は、皆構図が違っていて面白い」と評価されますが、
このような経験を三年間積み重ねることにより、彼らは様々な作品に自らの価値観や感性を表現できるようになっているのでしょうね。