夕涼み会を終えて。
コロナウイルス感染拡大の影響でお泊まり会を行えない年長さんの為にと企画された夕涼み会。
例年では行われない行事なので一から立案し当日を迎えましたが、『花火』というテーマを据えた上で計画を進めてまいりました。
蛍光塗料を塗って作った壁面飾りは花火。
宝箱の中に入っていた石を貼って、作った模様も花火。
クライマックスには園庭で花火。
発案した担任には特別な思いがあったのでしょう。
夏の風物詩としての花火以上の意味を感じずにはいられません。
壁面飾りの花火は、各々好きな色で好きな模様に。
柱の花火を形作るために宝箱に入れられた石も色とりどり。
光る要素を用いて個性的に作られたこれらの作品は、どちらも綺麗に光輝く。
それぞれでも光っているような個性溢れる面々が一つにまとまった時の美しさと輝き。
その大きな『輝き』に魅力を感じた担任は、この行事にその思いを込めたように感じました。
コロナウイルスの影響で、二学期以降どの程度行事が行えるのかは未だ不透明です。
ただ、今まで通りに行事が行えなくとも、彼らが輝ける機会を日々の園生活の中で保証するのが我々の目指す教育です。
一人一人の『光』をより強くし、その個性を尊重した上で、一つにまとまった時の『輝き』に喜びを見出だせる。
そんな一年にしていきたいですね。