園日記

6月30日(水) インゲンでエールを。

雨が止んだ十時前に、年中ばら組さんは畑へ行ってきました。

目的は、茄子とインゲンの収穫でした。

今回は茄子とインゲンの煮浸しにしましたよ。

フライパンを開けた瞬間に「お~!!」と大歓声が。

昨年度は一切クッキングを行いませんでしたが、今年度は筍の煮物から始まって様々な料理を食べていますから、茄子とインゲンの煮浸しへの期待感も高かったようです。

なかなか食べ慣れないだろう色をしているので、あまり食べないのかな?と予想していましたが、みんな大喜び。

ばら組の風物詩である、お代わりを望む長蛇の列が今回も見られました。

あっという間に全て食べきりましたよ。

 

そのばら組さん、お昼前に年長まつ組の部屋を訪れました。

その手にはお手紙を持って。

文面は、「まつぐみさんへ おさかなやさん たのしかった いんげんあげる」だそうです。

園で文字は一切教えていないので、まだあやふやですが、とても素敵なお手紙ですね。

昨日の魚屋さんごっこがとても楽しかったのでしょう。

自分たちが畑で育てたインゲンをプレゼントして感謝の気持ちを伝えようという意識も素晴らしいですね。

 

こちらがプレゼントされたインゲンの胡麻和え。

「美味しいなぁ~。ばら組さんありがとう~。」って、とても嬉しそうなまつ組さんでした。

昼食後、まつ組さんは話し合って、ばら組さんへの感謝のお手紙を書きました。

「ばらぐみさん いんげんおいしかったよ あしたがんばるよ」という文面でした。

年中さんからのインゲンのプレゼントを、明日の参観日へのエールだと感じとったようですね。

 

先週の金曜日に招待状を作ってから、年長児の間ではお手紙交換や文字への意識が高まっているように感じます。

お家でお母さんとお手紙交換をしているという話も伺いました。

「だんだん字もそれっぽくなってくるから、愛しく感じて、捨てられなくて、全てをファイルしているんです。」という心温まる話でした。

 

今日のまつ組とばら組のお手紙交換も、心のこもった素敵なエール交換。

みんなの想いがまつ組さんを後押しし、明日はいつまでも心に残るような想い出を作ってくれることでしょう。

 

さて、参観日を明日に控えた年長さん。

今日は、新たに作った魚やお寿司の色塗りや、カゴ作りを行いました。

帰り際に「エイエイオ~」と気合を入れていましたよ。

年長児の保護者の皆様、明日はお子様の緊張をほぐすためにも積極的に盛り上げてくださいね。