園日記

9月21日(火) 栗を拾ってから栗作り。

9月21日火曜日。

すっきり晴れて散歩日和なので、まつ組さんとばら組さんは果樹園に遊びに行きました。

今日の目的は栗拾い。

栗を触った経験のある子もあまりおらず皆新鮮な驚きがあったようで、「痛い!これ、チクチクする!!」とあちこちから声が。

足を器用に使ったり、そーっと手でつまんだり、やっとの思いで収穫してきました。

園に戻り、じっくり栗を観察したら、早速栗作りです。

ばら組さんは、トイレットペーパーの芯に切り込みを入れたものを用いて、栗を表現しました。

まつ組さんは、画用紙を細く切り、箱状のものに貼ることで栗を表現しました。

 

注目すべきは、どちらのクラスの作品にも緑色を使う子がいた事。

栗のイメージと言えば茶色が普通なので、「栗は茶色で作りなさい」と事前に指定してしまう園が大半でしょうが、自然界に存在する栗には茶色以外の色も沢山含まれています。

実際、今日見つけた栗の中にも緑色とや黄土色の部分がありました。

 

上田名幼稚園で行われる活動は、なるべく制限を設けず、子どもたちが本来持つ自由な発想を存分に発揮できるよう意図して行われています。

今日作った栗も、実際に見て、実際に触れてから作ったからこそ、多彩な表現がなされたのだと思います。

栗拾いという実体験が活きた、上田名っ子らしい素敵な作品が出来上がりましたね。