園日記

10月15日(金) 初めての虫さがし。

入園したばかりの男の子。

ゆったりと園庭で遊んでいると、隣の男の子が虫を探しているのが目に入りました。

「ボクもダンゴ虫をとりたい!!」

早速ダンゴムシ探し開始です。

虫探しの先輩にダンゴムシは切り株の奥に潜んでいる事を教えてもらい、切り株を削るための棒も貸してもらいました。

しかし、どこまで掘ってもダンゴ虫は現れません。

 

諦めかけた頃、今度は桜の木にカメムシがついているのを見つけました。

「ボク、このむし とりたい!!」

といえども、相手は動く虫。怖がってしまい、なかなかとれません。

「仕方ないなぁ~」と隣の師匠が棒を使って優しくサポートをすると。

足の下に飛んできました。

「キャッ!」と声を上げ、思わず足元のカメムシを指さし確認。

「これを使えばいいんだよ」と師匠が持ってきてくれた牛乳パックを手に、やっとの思いでカメムシの捕獲に成功しました。

 

虫を捕れたのがとても嬉しかったようで、「やった~!とったよ~!!」と大喜びで園庭の真ん中を突っ切り、すれ違う人みんなにカメムシを見せていましたよ。

 

成功体験はこの時期の子どもたちにとって、とても大切です。

園生活で初めて虫を捕った今日の体験が、自信へと繋がってくれることでしょう。

まずは、来週も元気に登園してきてね。