園日記

10月22日(金) 起承転結。

年長まつ組さんは、朝からもみすり。すり鉢と軟式ボールを使ってお米の殻を取りました。

ここまで来たら、あとは精米を残すのみ。

精米は27日水曜日、おにぎりパーティーは28日木曜日の予定です。

 

その後は、絵本作り二日目。

今日は、物語には起承転結があるという説明から始めました。

そのおかげか絵本への理解が更に深まったようで、お手製絵本のストーリーもより一層心に響いた様子でした。

今日の話し合いの議題は、みんなの『夢』について。

将来なりたいものを個々で挙げていき、その仕事内容を書き出してみました。

すると、「火事になったら消防士さんが火を消してくれるね。」「吹雪とかで困ったら、自衛隊が助けてくれるよね。」「疲れたら、大工さんが作ってくれたお家でみんなで休もうよ。」と一人の男の子が次々にストーリーを考え出してくれました。

集団の中で自分を積極的に出す方ではありませんが、いつもしっかりとした意見を持っていたこの子が、この活動を引っ張って行ってくれるかもしれません。

一人が意見を出し、みんなが「なるほど。そういう事ね。」と共通理解を持てさえすれば、話し合いが一気に盛り上がるのが上田名っ子。

ケーキ屋さんになりたい女の子が、「ケーキはみんなが遊びに来たときにも作るんだけど、消防士さんたちが疲れた時にも届けてあげたいんだ。」という素敵な意見を出してくれたところで、今日は時間切れとなりました。

月曜日、このストーリーに絵がついたら、みんなの意欲がさらに高まるでしょうね。