園日記

運動会を終えて。

昨日は、運動会への参加ありがとうございました。

全学年の競技をご覧いただきたかったのが本音ではありますが、今の状況で出来るのはこれが限界だったようにも思います。

 

出番中の写真は保護者の皆様が撮影されていると思うので、今日は運動会の裏側っぽい写真を掲載したいと思います。

 

運動会の朝、黒板には担任からのコメントが書かれていました。

緊張を取り除き、出来るだけ普段通りの精神状態で本番を迎えるために、「頑張ろう!」ではなく「楽しもう!!」と声掛けをするのが我々のスタイル。

うえだなっ子は自分たちで気持ちの切り替えができるので、「頑張ろう」とプレッシャーをかけるよりは「楽しもう」と期待感を高める声掛けをした方がいつもの力を出しやすいのです。

園生活初めての参観日という事で本番どうなるか不安だった年少さんですが、立派に踊り切ってくれました。

退場する時の表情もとても嬉しそうで、どこか誇らしげでしたよ。

ここで十分自信をつけられたので、これからの園生活でも力を存分に発揮してくれそうですね。

三学年で最初に運動会を行った年中さん。

このところのクラス状態の良さが出た素晴らしいステージでした。

自分たちの出番の後も他学年のダンスを積極的に踊り、会場を盛り上げてくれました。ありがとう。

 

年中さんの参観といえば、一つちょっとしたこぼれ話が。

テンポ良くすすむ上田名幼稚園の運動会にしては珍しく、年中さんのかけっことリトミックの間の待ち時間は非常に長かったと思います。

実はこの時、彼らが衣装を着るのを手伝っていたのは年長さんでして。

年長さんがとても優しいので、予想以上に着替えに時間がかかっちゃいました。

 

トリを飾る年長さんのステージはいかがだったでしょうか?

この運動会に『見ている人たちにエールを送ろう』という難しいテーマを掲げた年長さん。

普段の優しい表情から一変したキリっとした顔つきに、その想いの強さを感じました。

保護者の皆様にも、彼らのエールが届いたことと思います。

 

もちろん、他学年の園児にも。

運動会翌日にこれだけみんなが真似をして踊るって、素敵な事ですよね。

年長さん、これからもみんなのお兄さんお姉さんとしての活躍を期待しているよ。

運動会の見どころ④

当日朝の更新なので、どれほどの方にご覧いただけるかわかりませんが。

 

今年度の運動会はコロナウイルス感染対策として一人のみの参観となってしまったので、保護者の皆様は参観中ビデオ操作に追われる事と思います。

片方の目でレンズを覗きお子様の姿を追うのは当然のことなのですが、せっかくのLIVEなので、時々もう一方の目でトラックの外を眺めてみてください。

他学年の園児が一緒になって踊っている姿が見られるはずです。

「可愛い年少さんの踊りを覚えて、一緒に踊りたい」「カッコいい年長さんの踊りを真似して、憧れのお兄さんお姉さんに少しでも近づきたい」という気持ちが彼らの体を自然と動かしているのでしょう。

退場門の外にアーチを作り、「お疲れさまぁ~」と出迎えている姿も見られるかもしれません。

 

誰が指示したわけでもなく、自然と始まったこれらの行為。

「全園児で運動会を楽しもう!!」「みんなで運動会を盛り上げよう!!」という気持ちが感じられるこれらのシーンも、上田名幼稚園らしい温かい運動会の見どころの一つです。

 

みんなが昨日作ってくれたてるてる坊主のおかげか、今日はいい天気になりそう。

では、今から会場準備に行ってきます。

運動会の見どころ③

運動会では、体操、賢く運ぼう、とどけ!ぼくらのエール、そのバトンに想いを込めてと四つの競技に出場する年長さん。

 

年長児に進級してからの半年間、『10ぴきのおたまじゃくし』、『まつりくんと まつりちゃんの おみせやさん』、『ぼくは きみの ひーろー になりたい』、『とどけ ぼくたちの えーる』、『ちーむの ちからを あわせたら』と、行事の度に担任お手製絵本を読み聞かせ、子どもたちの心の成長を促してきました。

 

「諦めず努力をすれば、いつか必ず自分のためになる日が来るよ。」

「自分の考えや気持ちを伝え、みんなの意見も聞こう。いろんな意見を伝え合って協力すると、素晴らしいお店が作れるよ。」

「誰かが苦しんでいる時には、勇気を出して声をかけて、手を握り合って助けよう。」

「心をこめれば、その想いは必ずみんなへ届くよ。」

担任は絵本に「心豊かに育ってほしい」との願いを込め、子どもたちはその想いに応えながら、今日までの日々を過ごしてきました。

 

困っているから手を差し伸べようと思ってした親切が、却って仲違いの要因になっていたり。

砂場遊び』や『お店屋さんごっこ』などの話し合いでは、なかなか意見がまとまらずに議論が数日平行線をたどったり、自分の思い通りにならないことが続いて家で不満をこぼしたり。

集団生活の楽しさだけでなく難しさも体験できたこれまでの園生活で、まつ組さんは大きく成長してくれたように感じます。

 

運動会に向けての活動でも、『賢く運ぼう』では、毎日作戦会議を行って効率よく玉を運ぶ方法を自分たちの力で生み出し、『そのバトンに想いを込めて』では、転んでしまった仲間にそっと寄り添いなぐさめる優しさを見せてくれました。

 

 

運動会前日である今日、まつ組さんは運動会に向けてクラスの寄せ書きを作っていました。

チームカラーの紙を星型に切り、その中に綴ったクラスメイトへのメッセージには、

「心を込めて頑張ろうね!」「みんなで協力してみんなのエールを届けようね!」と書かれていました。

 

明日年長児は、心を込めて踊り、みんなで協力してエールを届けます。

躍動感のある踊りや、真剣な表情でバトンを繋ぐリレーなど、まつ組の子どもたちがこの運動会に込めた想い、届けようとしているエールを、明日は全身で感じ取っていただきたいと思います。

 

『うたエール』が終わった後、整列し一礼する時の達成感に満ち溢れた表情は必見!!

「二年ほど前はこんなにあどけない表情をしていたわが子が、こんなに立派に」と感動できることでしょう。

運動会の見どころ②

運動会では、体操、かけっこ、ドタバッチョの三つの競技に参加する年中さん。

今はすべての活動に前向きで、結束力が強く感じられる素敵なクラスとなっていますが、ここまでの道のりは順風満帆だったわけではなく。

四月の頃は何をやってもあまり盛り上がりませんでしたが、『段ボール積みゲーム』や『砂場遊び』など達成感を共有できる活動を意識的に多く取り入れてきました。

 

クラス全体が同じ方向を向けるようになったのは、『服部牧場づくり』や『茄子とインゲンの煮浸しクッキング』を行った六月中旬からだったように感じます。

 

7月2日に『もんすたーどたばっちょからの手紙』という形で始まった運動会へ向けての活動は、子どもたちの負担にならないようにじっくりと時間をかけて。

「楽しそう!」「踊りたい!!」というせっかく芽生えた気持ちを大事にしながら運動会までの時間を過ごしてきました。

最近では、ばら組さんの意欲はとどまることを知りません。

年長児が行っていた『賢く運ぼう』に挑戦したり、他学年の踊りも積極的に覚えてトラックの外でいつも踊ってくれています。

 

ばら組さんの特長と言えば、なんといってもその表情。

運動会では、心底楽しそうに踊っている彼らの姿をお楽しみください。

運動会の見どころ①

いよいよ第45回運動会の日が近づいてきました。

天気以外は準備万端です。

 

在園児の保護者の皆様には先月末に配布しました園だより10月号にて詳細をお知らせしましたが、今年度の運動会は規模を縮小して行います。

年長児と年少児がペアを組み電車ごっこを行う『でこぼこフレンズ』など他学年で関わる競技も行いたかったのですが、今回は断念しました。

 

今からさかのぼること半年、入園してすぐの頃は「ママに会いたいよ~」とよく泣いていた年少さん。

パプリカを踊ろうとしても一人しか来ず、園庭でかけっこをしようとすると全員が違う方向に走っていく。

そんなスタートでしたが、園生活で沢山の経験をし楽しみながら前向きに過ごす日々を過ごしたことで、今ではみんなで遊びを共有することの楽しさを感じられているようです。

 

今回踊る『GOGO金メダル』も『こぶたのピクニックサンバ』も一学期から繰り返し触れ、親しんできた曲。

年少児にとっては幼稚園生活初めての参観日なので緊張してしまうかもしれませんが、どうにか普段通りの元気な姿を見せてくれればと思います。

子どもたちが手作りした可愛い衣装も見どころの一つです。

参観終了時に写真撮影の時間も設けるつもりですので、子どもたちの自画像で飾られた入場門と退場門、空から見守る手型足型と共に記念写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

 

長くなってしまうので、年中さんと年長さんの見どころ等は後程投稿します。