もうすぐ卒園なんですね・・・。
降園時間を過ぎ、園には預かり保育の子だけになりました。
静かになった園内を歩いていると、彼らの部屋からはピアノの音色が。
聞こえてきたのは、年長児が卒園式で歌う『みんなみんなありがとう』という曲。
弾いているのは、ピアノが得意な年長の女の子。どうやら担任からこの曲を習ったようです。
最初は一人で淡々と弾いていたのですが、ピアノの音色に吸い寄せられるように段々と他の年長児もそばに集まってきまして。
彼女のピアノに合わせて皆がしんみりと口ずさむ様子に、感動すると共に少し寂しさも感じました。
もうすぐ彼らも卒園なんですね・・・。
氷鬼+缶蹴り=?
きく組発祥の新ゲーム。
頭を使いながら遊べるという事で、年中さんで大ブームになっております。
きっかけは私たちの雑談の中から。
「ドロケイの泥棒や氷鬼の逃げる人の目的って何なの?」
『捕まった仲間を助けるって事だろうけれど、誰も捕まっていない時は・・・。陣地から何のために出てるだろう?』
「じゃあ缶蹴りの要領を加えて、ボールを蹴り出せたら勝ちにしてみよう!!」
という事で氷鬼と缶蹴りを混ぜてみました。
ルールは氷鬼と同じ。ただ、オフェンス側はボールを蹴り出せれば勝ちとなります。
オフェンス側は、氷になっている仲間を助け出すべきかボールを蹴りに行くべきかを各々判断しながら行動します。
ディフェンス側は、ボールを守るべきかオフェンス側を捕まえに行くべきかを瞬時に判断しながら動きます。
足の速さよりも視野の広さや判断力が重要視される、頭を使って遊べる高度な集団遊びだと思います。
知育にも役立つ集団遊び、これからもどんどん楽しんでいきたいです。