園日記

11月22日(月) 消防署見学

今朝出勤したら、靴下にひっつきむしがビッシリついていました。

駐車場で車から降りた時についたようです。

先週ばら組さんと畑でひっつきむしを投げ合って遊んだ時は「楽しかったねぇ」と話しながら服から外していたので気にならなかったのですが、朝から園庭で一人外すのは何だかむなしかったです。

 

気を取り直して。

新園舎に壁がついて一気に建物らしくなってきた月曜日。

 

12月4日に行う表現遊びを楽しむ会にむけての活動が各クラスで本格化しています。

といっても、練習漬けの日々を過ごしているわけではなく。

年中ばら組さんは、様々な色の画用紙を切り、鳥や雲、太陽などを作っていました。

出来上がった鳥、雲、太陽を壁に貼りつけると・・・。

部屋の後ろ側の壁に青空が浮かび上がりました。

こちらはまだ秘密にしておきますが、黒板には『ぶれーめんのまち』と書かれた大きな作品が貼られています。

ブレーメンの世界に入り込んだのかと錯覚するくらいに、部屋全体が劇の世界観になってきましたよ。

 

年長さんは消防署見学。

車両見学や防火服の体験だけでなく、「右向け右」などの礼式やカッコいい敬礼の仕方も教えてもらいました。

園に帰ってからは、早速敬礼の復習を。

将来の夢が消防士で今回の劇でも消防士役を演じる男の子は、頭のてっぺんからつま先までシャキッとした敬礼を見せてくれましたよ。

その後は段ボールを使って消防車作りを始めました。

手分けして上手にダンボールを繋げていく様子をぼんやりと眺めていたら、一学期のお店屋さんごっこのことが思い出されて。

あの頃は段ボールを繋げるのにもとんでもない量のガムテープを使っていたなぁ~と、妙に感慨深くなりました。

確かに今回の劇で使う小道具は、お店屋さんごっこの時よりも上手で丁寧に作られているように感じます。

ホースの差込口はガムテープの芯で。こういった細かい描写を再現できるようになったのも確かな成長ですね。

昼食後に絵の具を塗って完成となりました。

この消防車、劇の「火の場面」に登場する予定だそうです。お楽しみに。

11月19日(金) まつ組さんのこだわり② 『38分』

劇は出来上がったのでそろそろ題名を決めようと話し合いを始めた金曜日。

自分たちで一から全てを作り上げた劇なので皆思い入れが強く、様々な意見が出てきました。

長い時間をかけて『みんなの ゆめは かっこいい』と『みんなの ゆめが かなったら』の二つまでは絞れたのですが、最終決定は月曜日に持ち越しとなりました。

どちらも素敵な題名だと思うので、全員が納得のいくように、ゆっくりと時間をかけて決めていってほしいと思います。

 

時間をかけてと言えば。

今日、劇の時間を計測したら、38分ありました。

今までの年長児の倍なので正直長いとは思いますが、せっかくまつ組さんが自分たちでここまで作り上げた劇ですので、このまま発表したいと思います。

劇中には間延びしている部分もありますが、敢えて我々が余計な手を加えることはしません。

「今、何待ち?」みたいな時間にも、まつ組さんらしいじゃれ合いがあちこちで見られるので不思議と退屈しませんし、微笑ましく感じられると思います。

 

 

来週は、月・水・金しかなく、再来週の土曜日である12月4日が本番。

表現遊びを楽しむ会に向けての活動が佳境を迎えているのと同様に、こちらも完成の日が近づいてきました。

今回の物語をまとめた担任お手製絵本の下巻が、そろそろ出来上がりそうです。

これを見たら、みんな目を輝かせて喜ぶでしょうね。

11月19日(金) どんないろがすき?

表現遊びを楽しむ会で『どんないろがすき』を発表する年少すみれ組さん。

今日は、当日壁面に飾る背景を作りました。

様々な色の手型で何を作ったのかな?

出来上がりが楽しみですね。

 

年中ばら組さんは畑へお散歩。

12月1日に予定している大根掘りに備えて、生長具合をチェックしに行きました。

「これ大きいな~。私これを掘ろう!!」って。

期待感を持ってくれてうれしいです。

美味しそうな大根が掘れたら、煮物にして食べようね。

11月18日(木) 見せ合いっこ。

今日は、年中ばら組さんと年少たんぽぽ組さんが、表現遊びを楽しむ会で発表する出し物を見せ合っていました。

たんぽぽ組さんの『ねこのピート』を見終えたばら組さんは「可愛い~!! ニャンニャンって可愛い~!!」と大喜び。

ばらぐみさんの『ブレーメンのおんがくたい』を見た後のたんぽぽ組さんは「格好良かった~!!」と尊敬の眼差し。

お互いにとっていい影響があったようです。

これからも支え合って、時には刺激し合って、当日まで過ごしていってほしいと思います。

 

警察が点検する暗い道作りをしている年長まつ組さん。

黒い紙にカラーセロハンを貼って窓を隠していたら、暗いだけでなく暗くて綺麗な道になったようで。

出来上がった道にしばし見入っていましたよ。

 

 

こちらは、声援を送るほどの熱狂的なファンもつき始めた二人組アイドル。

彼女たちのステージに欠かせないのは、ピアニストです。

ピアニストの演奏に合わせてアイドルが踊る姿は必見ですよ。

アイドルの緊張を解くように観客が一緒に歌うというのも、普段から手を取り合って生活している今年のまつ組さんらしくて素敵だなぁ~と感じました。

11月17日(水) まつ組さんのこだわり①

警察役の三人の見せ場、暗い道を点検しに行く場面。

隅々まで細かくチェックしてくれるので、とても時間がかかります。

 

大工さんが作ってくれた家へ向けての旅を続けるまつ組さん。

数々の試練を乗り越えようやく到着しましたが、その家は壊れていました。

「みんなで直そう!!」と力を合わせて修復作業を始めましたが、屋根が重くて持ち上がりません。

屋根が重くて持ち上がらない様子を演じている男の子。

発泡スチロールで作った屋根なので簡単に持てる筈なのですが、素晴らしい表現力ですね。

 

こういったこだわりがあちこちに散りばめられているこちらの劇。

これから当日までに出来るだけ紹介していきたいと思います。