園日記

11月16日(火) 楽器を作ろう。

表現遊びを楽しむ会で『ブレーメンのおんがくたい』を演じる年中ばら組さんは、劇に登場する楽器作り。

トランペット、フルート、バイオリン、太鼓を作りました。

出来上がったバイオリンを手に、早速演奏。

バイオリンの持ち方が格好いいのは、実際にバイオリンを目にした効果ですかね。

劇に使う小道具が出来上がると、さらにモチベーションが高まったようで。

今日の歌声は素晴らしかったですよ。

 

ばら組さんらしく楽しみながら、当日までの日々を過ごしてほしいと思います。

11月15日(月) 音を楽しむ。

12月4日に行われる表現遊びを楽しむ会で『ブレーメンのおんがくたい』を発表する年中ばら組さん。

今日は、発表会当日に部屋に貼る背景を作り始めました。

 

手分けしての作業はもうお手の物。スムーズに作業が進んでいましたよ。

 

ばら組さんといえば、いつも身近なところに音楽が存在する園生活を過ごしているのが最大の特徴。

季節を感じられるような童謡・唱歌を歌うのは勿論、『虹の向こうに』や『きみイロ』などの曲にも触れてきました。

沢山の素敵な曲を耳にし、歌い、踊っていると音を楽しむ意識が自然と身につくようで。

自由に遊んでいる場面でも、担任がピアノを弾いているとおもむろに数人が歌いだし、気が付くと全員で大合唱となるのがこのクラスの日常です。

表現遊びを楽しむ会に向けての活動でも、音に合わせて体を動かし、流れてくる曲に合わせて歌い、うえだなっ子らしく前向きに取り組んでいる姿が見られます。

部屋に置いてあるパネルシアターの台に、劇に登場する動物を貼りつけ、ミュージカルのように歌って踊る。

こんな遊びをするほど、この活動を楽しんでいるんですよ。

 

相変わらず盛んに意見を交わしているのは、年長まつ組さん。

自分たちですべてを作り上げているこちらの劇も、いよいよ演出を練る段階となってきました。

溺れたアイドルを水泳選手が助ける場面や、大工さんと自衛隊で力を合わせて川に橋をかける場面、疲れた時の小休止でケーキを食べる場面などの演出が決定しました。

 

しかし、ある程度演出案も固まってきたこのタイミングで新たな問題が。

私は話し合いが始まる段階からこの劇に触れてきたのでストーリーを理解できたのですが、初見だとわかりにくそう。

ただ、せっかく彼らが自分たちで考えてきた作品に余計な手を加えたくはありません。

 

配役が自分の将来の夢だからこそ各々の役作りのこだわりがあちこちに垣間見え、それらを説明することがこの劇の魅力を伝えるためには最善だと感じたので、今月末に発行する園だより12月号やこの園日記を効果的に使って紹介していきたいと思います。

11月12日(金) 秋の収穫祭。

今日は秋の収穫祭。

月曜日に全園児で収穫したサツマイモ、昨日年少さんが収穫してきた里芋、それ以外にも肉野菜きのこ類がたっぷりのお味噌汁を作りました。

今年度は園児が直接手で触るクッキングを自粛しているため、園庭で作っている様子を眺めるだけとはなってしまいましたが、興味津々で部屋から眺める子が多くいました。

味噌汁が出来上がるまでの間は、ちょっと第二グラウンドへ。

まずは、今日誕生日の子の誕生日パーティーから。

みんなに囲まれて誕生日の歌を歌ってもらうと、照れくさそうな笑みを浮かべながらもとても嬉しそうでしたよ。

園からのささやかな誕生日プレゼントという事で、その後の全員リレーではアンカーを務めてもらいました。

見事勝利し、キレのあるガッツポーズ!!

いい思い出となったかな?

 

園に戻ったら味噌汁が出来上がっていました。

鍋を開けると美味しそうな香りが漂ってきて、「うわ~、美味しそう!!」

「いただきま~す!!」

野菜たっぷりお味噌汁には、サツマイモと里芋の旨味がたっぷり溶け出していて、お汁がトロ~リ。

みんな喜んで食べていましたよ。

 

昼食後、何やら相談していた年長まつ組さん。

美味しい里芋を育ててくれた年少さんに感謝の手紙を書きたかったようです。

出来上がったお手紙を持って、たんぽぽ組とすみれ組の部屋へ。

「ありがとう!里芋美味しかったよ!」って言って貰えて、年少さんはとても嬉しそうでしたよ。

帰り道、年長さんを送り出すために、今度はたんぽぽ組さんがアーチを作ってくれました。

小さい年少さんのアーチを壊さないように、四つん這いになってくぐるまつ組さんの優しさにもホッコリしました。

 

次回のおにぎりdayは一月、白菜スープを予定しています。

11月11日(木) 明日は収穫祭。

明日は収穫祭。

という事で、今日は具だくさん豚汁に入れる里芋を収穫しに、年少さんは朝から畑へ行ってきました。

自分たちで里芋を収穫し、園に帰ってから洗いましたよ。

明日は美味しい豚汁食べようね。

11月10日(水) 城山作り。

先週金曜日に城山登山をしてきた年中さん。

昨日と今日は、城山作りを行いました。

複数の作業を同時に行うというのは年中さんには難しいと思っていましたが、絵の具で湖を塗るグループと家作りグループに分かれて上手に作業を進めていましたよ。

今日は机を『コ』の字型に並べ、出来上がった城山を眺めながら昼食を食べているのが印象的でした。

 

ここ数日見ないうちに本格的な劇っぽく進化していたのが年長まつ組さん。

川を泳いで渡ろうとしたアイドルが溺れ、

それを水泳選手が助け、岸にあげたものの、

元気がない様子のアイドルを見て、「どうしよう・・・?」と看護師さんが悩んでいました。

 

劇の前半部分の脚本や演出があらかた固まったので、今日は担任からプレゼントが。

まだ表紙は白紙、題名が決まってない手作り絵本です。

 

手作り絵本には、大工さんが作ってくれた『みんなのおうち』へと出かけようという冒頭部分と、第一部である火の場面、第二部である水の場面が描かれていました。

心のこもった手作りプレゼントに、目をキラキラ輝かせていたまつ組さん。

「見ている人にエールを届ける」「心を込める」というテーマで運動会に向けての活動を行ってきただけあり、彼らの感受性もかなり豊かに育っているようです。

絵本の巻末には、小さく「つづく。」と書かれていました。

物語はどのように進んでいくのでしょうか。

物語の結末はどうなるのでしょうか。

 

その分野が得意な子が積極的にリーダーシップをとってクラスを引っ張っていくことで、活動の度にクラスの雰囲気が変わるまつ組さん。

今年度参観日として保護者の皆様にご覧いただいた『お店屋さんごっこ』や『運動会』の時とはまた異なる、成長した姿を見せられることと思います。