園日記

5月31日(火) 実験中

雨が降っていたため、午前中は室内での活動となった火曜日。

今朝は、早く登園してきたまつ組さんの子どもたちと、考案中の新競技で遊んでみました。

上田名幼稚園の運動会で年長児が行う競技は、「考える」要素を必ず含めるようにしています。

足が速いだけ、力が強いだけでは勝利を掴むことはできず、知力やチームの団結力が勝敗を左右するような競技を毎年考えています。

今年考案中の新競技は、ピタゴラスイッチ遊びが盛り上がった彼らだからこそ理解できる部分があるので、繰り返し行って、コツをつかんでいってほしいと思います。

 

明後日服部牧場への園外保育を行う年中ばら組さんは、牛や馬を作って、牧場の地図に貼りました。

胴体をハサミで切って、しっぽや体の模様は糊で貼り付けて、牛や馬の顔はクレパスで描いてと、工程が多い活動になりましたが、皆楽しんで行えていたようです。

馬や牛が出来上がったら、昨日作った牧場の地図の上でお散歩。

「歩こう~♪ 歩こう~♪ 私は~元気~♪」って、最近よく歌っている『さんぽ』を口ずさみながら、馬や牛を動かす様子がとても可愛かったですよ。

 

明日は年少さんが、汚れてもいい服に着替えての砂場遊びを行う予定です。

いい天気なので、全員泥だらけになることでしょうね。

5月30日(月) よく日が照れば、野菜は育つ。

週末はとてもいい天気でしたね。

近隣の小学校では運動会も行われたようで。

最高の運動会日和に、運動会も盛り上がったことでしょうね。

畑の作物も、土日の日照りにより急成長しています。

園庭のミニトマトには青い実がいくつもでき、畑の里芋は芽が出て、インゲンのつるは支柱に巻き付き始めました。

今日は年中ばら組さんが畑に行き、野菜のそんな様子を観察してきましたよ。

ちょうど二十日大根の実が収穫の時期を迎えたので、今日は一人五つずつ持ち帰ります。

今週木曜日に服部牧場に行くばら組さんは、今日から地図作りを始めました。

木曜日の園外保育をより素敵な思い出にするために、今日からの活動も楽しんでほしいと思います。

 

運動会の年長児競技を考え始めています。

毎年恒例『賢くシリーズ』の新競技。

決定版のような競技へと発展しそうなので、子どもたちの盛り上がりを見ながら、大事に進めていきたいと思います。

5月27日(金) 雨の日は、部屋を広げるのもいいもんだ。

朝から大量の雨が降り注いだ金曜日。

年少さんは、二部屋の間にある壁を開け、二クラス合同で過ごしました。

まずはリズム遊びから。

「むすんでひらいて」ではヘビになり、いつも以上に広い部屋をニョロニョロとお散歩。

「おもちゃのチャチャチャ」などの曲に合わせて、自作のマラカスで楽器遊びもしましたよ。

今日のメインイベントは新聞遊び。

新聞を丸めて望遠鏡にして部屋の中を探検したり、腰に巻き付けてお姫様になったり、ひたすらちぎって花吹雪にして降らせたりと、思い思いに新聞遊びを楽しみました。

 

これから梅雨になると、園庭で体を動かせない日が多くなると予想されます。

間の仕切りを取り払うだけで、部屋をゆったりと使えるので、これから効果的に開けていきたいと思います。

5月26日(木) 洗濯

今日は歯科検診があったので想定はしていなかったのですが、ばら組さんの砂場遊びが予想以上の盛り上がりになり、みんな泥だらけになってしまいました。ごめんなさい。

ただ、昨日の年長さん砂場遊びの様子を見ていたからか、今日は山にトンネルを掘って水を流すという目的のある高度な遊びを楽しんでいたので、これも成長の過程だと捉えていただけると助かります。

 

 

砂場遊びシーズンを迎え、園でも洗濯をする機会が増えてきました。

今日もクラス帽子を手洗いしたのですが、固形石鹸で洗っていると不思議と嬉しくなってきました。

こんなに汚れるまで遊んだら、そりゃ、楽しいだろうなと。

子どもたちの満足げな表情は我々の活力にもなるので、固形石鹸、洗濯板、洗濯機をフル活用させて、彼らの遊びを最大限サポートしていこうと思います。

 

保護者の皆様も、もうしばらくは洗濯に追われるシーズンが続くと思いますが、ご協力お願いします。

5月25日(水) 年長砂場遊び

今日は、予定通り年長児の砂場遊びを行いました。

朝、いつも以上にテンション高めのまつ組さんは、昨日作った設計図の周りに集まって作戦会議を。

「先に山から作ろうよ。」

「お城は、バケツの中に土を入れてひっくり返せば作れるね。」と盛んに意見交換する様子が見られました。

 

全員が登園したので、汚れてもいい服に着替えて準備をし、いよいよ砂場遊びスタート。

設計図を参考に、川を掘り、山を作り始めました。

砂場遊び開始から一時間経過したときの様子はこちら。

雨どいで作った水路を起点とした川は、大きな山の周囲を囲み、手前側の城の方へと流れを進めています。

 

川作りがある程度落ち着いたタイミングで始まったのが、トンネル掘り。

まつ組の元気印、いつも遊びをリードしてくれる男の子たちが、四方八方から一気にトンネルを掘り始めました。

掘り進めては崩れてを繰り返しながら、ようやく開通させたトンネルがこちら。

筒状の竹を差し込んで補強したトンネルからは、水が勢いよく吹き出し、大きな海へと流れていましたよ。

無事にトンネルを作り終え、誇らしげな顔を見せる男の子たちからは、大きな自信が生まれたように感じました。

 

気がつけば砂場遊び開始から二時間。

途中水飲み休憩を挟みながら作った山や川、海、城は、午後の日差しによってあっさりと崩れてしまいました。

元々が、砂で作られた作品。

形を保ったまま長時間残すことなど出来る筈もなく、あっという間に姿は無くなってしまいましたが、

最後に撮った集合写真のみんなの表情からは、今日の砂場遊びは心に残る素敵な思い出となったように感じます。

 

このような感動体験を数多く行うのが上田名幼稚園の保育。

これから本格化するお店屋さんごっこも、まつ組さんらしく楽しみながら、素敵な思い出としていってほしいと思います。

 

今日着た汚れてもいい服は、園で洗濯して、六月の代かきで使用した後に持ち帰ります。