園日記

5月25日(水) 年長砂場遊び

今日は、予定通り年長児の砂場遊びを行いました。

朝、いつも以上にテンション高めのまつ組さんは、昨日作った設計図の周りに集まって作戦会議を。

「先に山から作ろうよ。」

「お城は、バケツの中に土を入れてひっくり返せば作れるね。」と盛んに意見交換する様子が見られました。

 

全員が登園したので、汚れてもいい服に着替えて準備をし、いよいよ砂場遊びスタート。

設計図を参考に、川を掘り、山を作り始めました。

砂場遊び開始から一時間経過したときの様子はこちら。

雨どいで作った水路を起点とした川は、大きな山の周囲を囲み、手前側の城の方へと流れを進めています。

 

川作りがある程度落ち着いたタイミングで始まったのが、トンネル掘り。

まつ組の元気印、いつも遊びをリードしてくれる男の子たちが、四方八方から一気にトンネルを掘り始めました。

掘り進めては崩れてを繰り返しながら、ようやく開通させたトンネルがこちら。

筒状の竹を差し込んで補強したトンネルからは、水が勢いよく吹き出し、大きな海へと流れていましたよ。

無事にトンネルを作り終え、誇らしげな顔を見せる男の子たちからは、大きな自信が生まれたように感じました。

 

気がつけば砂場遊び開始から二時間。

途中水飲み休憩を挟みながら作った山や川、海、城は、午後の日差しによってあっさりと崩れてしまいました。

元々が、砂で作られた作品。

形を保ったまま長時間残すことなど出来る筈もなく、あっという間に姿は無くなってしまいましたが、

最後に撮った集合写真のみんなの表情からは、今日の砂場遊びは心に残る素敵な思い出となったように感じます。

 

このような感動体験を数多く行うのが上田名幼稚園の保育。

これから本格化するお店屋さんごっこも、まつ組さんらしく楽しみながら、素敵な思い出としていってほしいと思います。

 

今日着た汚れてもいい服は、園で洗濯して、六月の代かきで使用した後に持ち帰ります。