園日記

7月8日(金) ナスの煮びたし

七夕ウィーク最終日。

天気が悪かったりお休みが多かったりでなかなか畑に行けなかった年中ばら組さんですが、今日ようやくナスの収穫をしてきました。

先週訪れた際には小さいナスが数個ついているだけでしたが、今日は10個ほどに。

ハサミを使って器用に収穫してくれました。

来ない間にオクラにも実がなっていて、驚きの表情。

頻繁に畑を訪れているばら組さんだからの反応が見られました。

キュウリにナス、ニンジン、インゲンと沢山の野菜が収穫でき、満面の笑みで園に帰ってきました。

今日のメニューは、ナスとインゲンの煮びたし。

ナスの紫色とインゲンの鮮やかな緑色の煮物というと幼稚園児に馴染みのある食べ物ではありませんが、ばら組さんは大喜び。

鍋のふたを開けた瞬間の表情を見ると、ばら組さんがどれだけ楽しみにしていたのかわかりますね。

「いただきま~す!!」

ナスが苦手だと話す子も多かったですが、いざ口に入れたら美味しかったようで、全員がペロッと食べきりました。

毎度おなじみ、おかわり待ちの行列が今回も見られましたよ。

 

私も先日知ったのですが、「作物は人の足音を聞いて育つ」という言葉があるようです。

常に気にかけ、沢山手をかけることによって、作物はより良く育っていくという意味なのでしょう。

毎日畑へ赴いて野菜の様子を気にかける担任に率いられ、頻繁に畑へ散歩に行っているばら組の子どもたちは今、野菜への興味が高まっています。

足音が沢山聞こえているばら組の野菜たちはすくすく育ち、ばら組の子どもたちも様々な野菜を口にすることで食への関心が高まったり、苦手な食べ物にもチャレンジすることで自信が生まれるという、とてもいい相乗効果がおきているようにも感じます。

 

何でもモリモリ食べ、運動会に向けてのダンスもノリノリで行っているばら組さんには、これからも園生活での経験から自信を得て、また一歩、次の一歩へと足音を踏み鳴らしていってほしいと思います。

 

インゲンの胡麻和え、ナスの煮びたしときたら、次はオクラかな?