園日記

運動会の見どころ② 年長児競技『導け!色とりどりの道しるべ』

運動会の見どころとして、今日からは実際に行う競技について書いていきます。

第一弾は年長児競技の『導け!色とりどりの道しるべ』について。

写真がかなり多いので、ネット環境にご注意ください。

 

年長児競技では毎年『賢くシリーズ』と呼ばれる、戦略を立ててチームで協力すれば勝利へと導ける、体力と知力のどちらも使う競技を行っています。平成30年度の『賢くススム君』、令和元年度の『七色ドーナッツ』、令和二年度の『賢く・高く積むゲーム』、昨年度の『賢く運ぼう』と、その年の子どもたちの興味関心に沿ってゲームを考えてきました。

 

今年度は、4月にピタゴラスイッチ作りが盛り上がったまつ組さんには道を繋げるような競技が合うだろうと、とあるパズルゲームからヒントを得て考案しました。

使用するのはこちらの七色の紙。これらを繋げ、その上を進みながらゴールを目指します。

白い線のついている箇所同士でしか繋げられないというのがルールです。

 

ルールは単純ですが、効率よく進めるにはある程度のコツが必要です。

例えば、緑色は一度に4マス進めますが。

ゴールに近づけるのは、横を向いている時だけ。

前を向いている時に緑色を繋げてしまうと、横に4マス進んで後ろに戻ってしまうのです。

 

まつ組さんもそれぞれの形の特性を理解するのに時間がかかり、最初の頃はゴールまで半分の位置までも進めませんでした。

そこから遊び込み、失敗するたびに話し合いを重ね。

今では「次は緑色にしよう!」「ピンク、ピンク!!」と声を掛け合いながら、ほぼロスなくゴールできるようになりました。

 

運動会当日、子どもたちが平常心で臨めれば、全チームがあっさりゴールに到着すると思います。

競技としての盛り上がりには欠けますが、それこそがこれまでの日々で沢山考え、チームで力を合わせてきた証。

無事にゴール出来たら、大きな拍手で祝福してください。

 

頭を使って遊ぶゲームを普段から行っているからこその上田名幼稚園らしい競技『導け!色とりどりの道しるべ』、お楽しみに。