園日記

1月25日(木) 本物に触れる

『ねずみくんと おんがくかい』の絵本を読み聞かせしていたときの話。

 

ライオンの登場場面で「あっ、その楽器触ったことある」って声が聞こえました。

この絵本でライオンが持っていた楽器はバイオリン。

年中ばら組の子たちは、8月にバイオリンを実際に弾きながら『山の音楽家』を歌った事をまだ覚えているようです。

 

次の場面で登場した動物はクマ。

絵本のクマは、ハープを弾いていました。

すると、すかさず「この楽器も見たことある!!」って。

昨年度に創立記念日の記念公演として行ったポロロンコンサートでハープ演奏を楽しんだ記憶が、今でも残っているようです。

 

上田名幼稚園では「本物に触れる」経験を大事にしています。

CDやタブレットで音楽を流す園が多い中で未だにピアノ伴奏で歌っていたり、個人持ち教材の鍵盤ハーモニカにとどまらず園にある様々な楽器を自由に触れるように環境設定をしていたり、ちょっとした活動にもアコーディオンやウクレレ、サックスなどの楽器が参加したり。

在園児や卒園児にとっては当然ともいえるこれらの環境ですが

ちなみに今日は、預かり保育の先生がフルートを吹いてくれました。

『山の音楽家』に登場するフルートですが実際に見る機会などなかなか無いので、年長児は目を輝かせてその音色に聞き入っていましたよ。

音楽好きの年長さん。今日の感動体験がずっと心に残ってくれると嬉しいですね。