園日記

12月12日(木) 紙粘土で作ろう

表現遊びを楽しむ会から五日経ち、子どもたちの興奮もさすがに落ち着いてきた木曜日。

年長まつ組さんは、紙粘土制作を行いました。

まずは大きな紙粘土を袋から出して、ひたすらこねて。

程よい柔らかさになったら、自分の作りたいものの形に成型していきました。

みんな集中して行っていたので、部屋がとても静かで驚きました。

「サメ」なんて素敵な作品も出来ていましたよ。これからの工程も楽しみにしています。

今後は、これを数日乾燥させて、乾いたら色付けまで行う予定です。

12月11日(水) 大根の収穫は・・・?

本来なら今週は年中さんの大根掘りを予定していましたが、収穫まではもう少しかかる感じ。

ただ、大根掘りへの期待感は高めてほしいので、今日は畑へ散歩に行き大根とほうれん草の様子を見てきました。

大根掘りでは一人一本ずつ掘って持ち帰るので、なるべく大きいものにしようとあちこち探しながらじっくり観察してきましたよ。

大根掘りは来週を予定しています。大きい大根が掘れたら、園でも煮物にして食べようと思っています。

12月10日(火) 冬がはじまるよ

先週土曜日は、『表現遊びを楽しむ会』の参観ありがとうございました。

普段通りの姿を見せられないクラスもありましたが、それも含めて今後の保育に活かしていきたいと思います。

表現遊びを楽しむ会の当日、年長まつ組の部屋には11月に職場体験に来てくれた中学生からの寄せ書きが届いていました。

職場体験後も園児のことを気にかけてくれている事が嬉しいですし、文面も素敵でまた嬉しい気持ちになりました。

子どもたちもとても喜んでいましたよ。

 

さて、今週は個人面談の為に半日保育となります。

ホールにはクリスマスツリーとクリスマス飾りがお目見えしました。

サンタさんへのリクエストも書かれていますので、個人面談の際などにチェックしてみて下さいね。

 

表現遊びを楽しむ会が終わって、ホールにクリスマスツリーが飾られると、我々のイメージではもう冬。

これから春にかけては、どの学年も次年度に向けての活動が増えていきます。

年長児は今後、卒園を意識した活動が増えていく事でしょう。

あぁ、寂しいなぁ。

表現遊びを楽しむ会の見どころ③ 『ふゆじたくのおみせ』(年長児)

今年度の年長児も、『表現遊びを楽しむ会』では自作の劇を発表します。

今年の題材は『ふゆじたくのおみせ』という絵本。

 

候補の一つとして試しに読んでみたこの絵本、初めて読んだ時からまつ組さんに好評で。

「この絵本さ~、みんないい子だからさ~、大好きなんだ~。」って笑顔で話すくらい気に入ってくれたので、ストーリーの理解も早く、話し合いも比較的スムーズに進みました。

 

三年間の園生活で歌ってきた曲に、ストーリーに合わせた歌詞を自分たちで作って乗せていくのが、表現遊びを楽しむ会に向けての話し合いのスタイル。

「ここはどんぐりを探すんだよね~」

「ドングリの歌?どんぐりころころがいいんじゃない?」

「じゃあ、どんぐりころころみつからないって歌おうよ」と、幼稚園生活最後の発表会に相応しく、沢山の意見を交わしながら少しずつ劇を作り上げていきました。

 

楽しい時は思いきり笑い合い、悩んだ時や悔しい時はみんなで支え合う。

素直に喜怒哀楽を表現でき、常に力を合わせられるのがこのクラスのいいところ。

完成した劇も、まつ組さんらしく仕上がっていまして。

森にドングリを探しに行く場面では、楽しそうに元気よくジャンプして、

じゃんけんに負けてしまったクマさんたちは、全身で悲しい気持ちを表現して。

クマさんとヤマネ君がプレゼントの服を交換し合うシーンでは、手を繋いで微笑み、普段通りの仲の良さを見せてくれます。

 

保護者の皆様はご存じだと思いますが、まつ組といえばやはり歌の素晴らしさ。

今回、物語のキーポイントでも胸が熱くなる歌を聞かせてくれます。

劇の冒頭で歌う『きみといっしょにいると』とプレゼント交換後に歌う『ありがとうの花』、フィナーレの『一番星のプレゼント』の三曲の歌詞は、事前に歌詞を読み込んでおくことをお勧めします。

 

まつ組さんにとっては幼稚園生活最後の発表会。

上田名幼稚園の年長児らしい感動的な劇を見せてくれますので、大きめのハンカチをお持ちの上、当日はお越しください。

 

原作の絵本『ふゆじたくのおみせ』も当日までに一度目を通しておくと、より感動できると思います。

登園時や降園時に職員に一声かけて下さいね。

表現遊びを楽しむ会の見どころ② 『ねずみくんのおんがくかい』(年中組)

年中さんは、『ねずみくんのおんがくかい』のオペレッタを発表します。

ゾウさんが叩く太鼓、クマさんが叩くシンバル、ウサギさんが鳴らすラッパ。

そのどれもネズミくんには重すぎて扱えません。

肩を落とすネズミくん。ネズミくんは音楽会でどんな役割を担うのでしょうか?というお話。

 

実は、今回『ねずみくんのおんがくかい』のオペレッタで使用する、太鼓、シンバル、ラッパなどの楽器は、自分たちの手作りです。

10月、運動会直後から盛り上がったのが、空き箱を使っての演奏会遊び。

普段保育で使っている曲に合わせて、空き箱を打楽器として叩いて遊ぶ様子が見られました。

繰り返し遊び、愛着がわいてきた自分専用の空き箱を発表会用にコーティングしたものが、当日使用する楽器となっています。

 

子どもたちの楽器好きはこの活動を進めていく事でさらに広がり、今では園にある太鼓、マラカス、カリンバ、アゴゴベル、オタマトーンなども用いてテラスで演奏会を楽しむ姿が頻繁に見られるようになりました。

 

今回発表する『ねずみくんのおんがくかい』では、それぞれの動物に焦点が当たるシーンと、全体で音楽会を行うシーンもあります。

それぞれの楽器演奏シーンでは普段から楽器に触れているからこその表現力の豊かさを、全体で『パレード』を歌って演奏するシーンでは普段の保育から見られている楽しげに演奏会を行う様子をお楽しみにして下さい。

 

いつも元気で部屋からは大きな話し声がよく聞こえてくる年中さん。

表現遊びを楽しむ会当日もいつもの元気な姿を見せてほしいのですが、人前が苦手な子も多いのがこの学年なので、当日にならないと何とも・・・。

「頑張れよ!!」「期待しているぞ!!!」 などとあまりプレッシャーをかけ過ぎず、「楽しんでね~」「楽しみにしているよ~」くらいの声掛けで送り出していただけると助かります。