園日記

10月2日(木) 中学生にあこがれて

朝晩は涼しく、秋らしい陽気になってきた木曜日。

程よく風吹くこんな日は、お外の方が心地よくて。

朝からテラスで縁台将棋に興じていました。

 

さて、前回のリベンジという事で、年長まつ組さんは再び田名中学校のリレー見学に行ってきました。

ようやく生で見られた中学生の走りは、想像していた以上のスピードと迫力で。

「手の動きがスゴイ!」「手をグーで走るとこんなに速いんだ!!」とみんな大興奮。

リレーを走った直後の卒園児が近くに来て「オレも幼稚園の時アンカーだったんだよ」なんて話すものだから、アンカーの面々は尊敬の眼差しで目がキラキラとしていましたよ。

 

「帰ったらリレーやろうよ!!」という事で、園に戻ってすぐに行ったリレー勝負。

いいイメージが膨らんだのか、みんないつも以上に速くなり、リレー全体の熱も上がってきたように感じました。

最近になってお休みの子が増えてきているのが気がかりです。

年長児のリレーやバルーンは一人でも欠けると途端にバランスを取りにくくなるので、これ以上お休みが増えない事を願っています。

10月1日(水) 息抜き。

雨の水曜日。

ここのところ運動会に向けての活動が続いたので、今日は息抜きdayという事でのんびりと。

運動会に向けて集中力や仲間意識をもう一段階高めたい年長まつ組さんは、紙コップインスタレーションという遊びを行いました。

紙コップを重ねてタワーを作るこの遊び。

夏休みの預かり保育で試したらとても盛り上がったので、今日はまつ組さんで行ってみましたよ。

 

紙コップを配って、「潰すのだけはやめてね」と最低限の注意事項だけ話して、紙コップインスタレーションスタート!!

最初は賑やかに喋りながらタワーを作っていましたが、コップを上手に重ねるには集中力が必要だと気付けたようで、次第に部屋はシーンと静まってきて・・・。

高く重ねては崩れてを繰り返しながら何度もチャレンジしていたら・・・。

こんなに大きいタワーが出来上がりました!!

 

タワーを「創造」したら、次の工程は「破壊」です。

完成したタワーをじっくり観察し、ある程度満足できたので、「3・2・1・0~」とカウントダウンに合わせてタワーを一気に壊すと・・・。

あら、とてもいい表情。

せっかく作ったものが壊れた寂しさより、破壊する楽しさから得られる爽快感の方が大きかったようですね。

 

最後の工程は「再生」です。

 

部屋一面に散らばった紙コップを集めて繋げると、一本の長~いヘビになりました。

「紙コップは普通に踏むと壊れるけれど、こうやって繋げると、みんなも乗れるくらい強くなるんだよ」と伝えたら、みんな一気に乗っかって「すごい!すごいよ!」って。

うえだなっ子らしい素直な反応が見られたので、我々も嬉しくなりました。

 

いよいよ活動も終了です。

繋がった紙コップの上に円くなって座り、顔を見合わせた状態で、「みんなも力を合わせればもっと強くなれる。全員の心を一つに合わせて、最高の運動会にしようよ!!」と教訓めいたことを語って紙コップインスタレーションを終了しました。

 

みんな、とても楽しかったね。

明日は、田名中学校にリレー観戦に行くよ。

サチアレもバルーンももう仕上げの段階まできたから、みんなの心を一つにして思いっきり楽しもうね。

9月30日(火) あと9日。

運動会当日まで残された登園日はあと9日。

ここにきて、ようやく運動会への意欲が高まってきたように感じています。

 

いい表情も見られてきたので、このまま当日まで駆け抜けていきたいと思います。

運動会の見どころ④ No.1『体操 わらって シャーッ!』全園児

プログラムNo.1体操「わらって シャーッ!」は開会式内、園歌斉唱の後に行われます。

 

一学期から度々園日記でも紹介してきたこのポーズ。

実は、体操「わらって シャーッ!」の振付の一部でした。

運動会当日、緊張していなければいつもの躍動感ある動きを見せてくれるはずです。

 

ちなみに、全園児の前に立って体操をリードしてくれるのは、まつ組たいそうがかりさんです。

今年から体操係さんの保護者の方々に限り『わらって シャーッ!』の間のみ園児席前に入れることにしましたので、どうぞ正面からの映像もご撮影下さいね。

9月29日(月) 大きな栗の木の下で~♪

大きな栗を園に持ってきてくれた子がいたので、年少たんぽぽ組さんは急遽、折り紙での栗作りも行いました。

製作の前にはそのモチーフにまつわる曲を歌うのがたんぽぽ組スタイル。

今日も「大きな栗の~木の下で~♪」と歌い、みんな楽しそうに栗を作っていましたよ。

 

その様子を眺めていて感じたのですが、みんな初めて栗の実を目にしたのかな?

栗のイガがトゲトゲしているって、みんな知っているのかな?

我々が子どもの頃には当たり前に目の前にあったものが、図鑑の中の世界になっているようで。

時代の移り変わりを実感すると共に、本物に触れることの大切さを改めて感じました。