10月6日(水) チームの力。
今日も年長さんは第二グラウンドへ遊びに行きました。
今日の目的は『賢く運ぼう』を行うこと。
昨日の作戦会議がどのチームにもいい影響を与えたようで、今日生まれた新戦術は今後の作戦の軸となっていきそうです。
今日はピンクチームの勝利。
昨日の作戦会議の成果が早速出ましたよ。
その後に行った今日のリレー勝負は、1位みどりチーム、2位ピンクチーム、3位赤チームとなりました。
毎日勝利チームが変わるような三つ巴の争いとはなっていますが、チームの成熟度合いに少しずつ差が出てきました。
どのチームも課題は抱えているのですが、その課題にさえ気付ければ、どのチームも飛躍できることでしょう。
園に戻ってからは、先週行った絵本作りの続き。
手分けをして絵本を作るというこの活動はとても面白く、興味深い事例が沢山あったので、近いうちに考察を書きたいと思います。
10月5日(火) 悔し涙は明日への糧となる。
今日は全学年が第二グラウンドへ出かけました。
年少さんは、衣装を着てのブッブブ~。
衣装を身につけたら普段より更に可愛かったので、様子を眺めていた年中さんや年長さんも大喜びでした。
途中入園の子や満三歳入園の子も楽しんでいましたよ。
退場門の外に作られる、他学年のアーチ。
当然のことながら誰かが指示したわけでもなく、毎回自然と行われています。
近づいてみると、「おつかれさまぁ~。」「かわいかったよ~。」と、年少さんに声をかけていて。
この温かさが上田名幼稚園らしくて素敵だなと感じています。
年長さんのリレーでは事件が。
レース終盤、先頭を追いかけていた男の子が転倒し、ピンクチームは敗れてしまいました。
レース後、責任を感じて泣きじゃくる男の子を責めることはせず、そっと寄り添いなぐさめたチームメイトたち。
『そのバトンに想いを込めて』という競技名に恥じない彼らの姿に、胸が熱くなりました。
園に帰ってからの反省会はとても明るい雰囲気。
全員が次々に意見を出し、「この作戦、明日試してみようよ」と前向きな意見が飛び交う、質の高い話し合いとなりました。
気持ちは既に未来を見据えているようですね。
10月4日(月) 稲刈りとホウレン草。
先週金曜日にポパイのアニメを見た年中ばら組さん。
今日は朝から畑へ行きました。
ホウレン草の小さい種をぱらぱら蒔き、上からそっと土をかぶせておきました。
先日植えた大根も葉が伸びておりビックリ。
どちらも収穫までにはまだまだ時間がかかるので、大事に育てていきたいと思います。
年長まつ組さんは、ようやく待望の稲刈りを行いました。
ここまでくれば、みんなの口に入るのももう少し。
今月末にはおにぎりパーティー出来るかな?
10月1日(金) 衣替え。
今日は朝から台風の大雨が。
一日部屋の中でのんびりと過ごしました。
年少すみれ組さんもお部屋でゆったりと。
今月から入園した二人も、粘土やおままごとセットで存分に遊び、歌を歌ったりダンスを踊ったりもしました。
幼稚園は楽しいところだと、まずは気づいてくれたかな?
来週からも元気に登園してね。
年長まつ組さんは、絵本作りの話し合い二日目。
昨日苦労したのが嘘のようにスムーズに完成まで行ったグループと、今日も作業の分担がうまくいかないグループに二分されました。
今日もっとも手ごたえを感じたであろう緑チームは、チーム内の仲も特別深まったようで、とても楽しそうに作業を進める様子が見られました。
来週、『リレー』や『賢く運ぼう』を行った時に、今日の成果が出る事でしょう。
年中ばら組さんはバス作り。
話し合いをし、分担しながら作業を進めました。
まだ話し合いとは呼べないものですが、これも年長児へ進むための大事な準備。
沢山意見を交し合ってほしいですね。
出来上がったバスには、あちこちのクラスから乗車希望のお客様が。
「どうぞ~」とドアを開けてくれ、お客様が乗るたびに「大型バス~に乗ってます~♪」と歌うばら組さん、とても楽しそうでした。
9月30日(木) 運動会の衣装を作ろう。
今日は工事現場にクレーン車が!!
やはりクレーン車は子どもたちに大人気。
すぐに朝の支度をし終え、二階で工事見学をしました。
毎日いろんな車が作業をしに来るので、工事見学がとても楽しいです。
年中ばら組さんのお部屋にはモンスターからお手紙が。
モンスターの洋服を届けてくれたようです。
飾りつけををしてとても素敵な衣装が出来上がりましたが、当日まで秘密にしておきましょうかね。
こんな素敵な衣装を着て、みんなが元気いっぱいに踊る姿を見る日が楽しみです。
年少さんのお部屋でも衣装作りが。
こちらは、こぶたの洋服作りを行ったようです。
ピンク色の衣装にリボンやボタンをつけたら、とても可愛い衣装が出来上がりましたよ。
こちらも運動会当日まで秘密にしましょうかね。
年長まつ組さんの部屋では、新たな手作り絵本が。
『ちーむの ちからを あわせたら』は、運動会のリレーを題材にしたお話です。
走ることが大好きな子どもたちは、三チームに分かれてリレー勝負をすることになりました。
どうやったら勝てるかを話し合った上でレースに臨んでみましたが、チームの気持ちがバラバラなのでなかなかうまくいきません。
「どのチームも上手くはいかず、もう一度話し合いをすることに」というところで、絵本は終わってしまいました。
『ちーむの ちからを あわせたら』は、この先どのように話が進んでいくのでしょうか。
折角の機会なので、実際のリレーのチームごとに分かれて、今後のストーリーを考えてみました。
四月からたくさんの手作り絵本に触れてきたまつ組さんは、一学期にはおたまじゃくしの絵本のストーリーを考え、手作り絵本作りも行いました。
話し合いを行うこと自体には慣れている彼らなので今日の話し合いもスムーズに進むかと思いましたが、今回は自分たちも現在悩んでいるリレーが題材の絵本ですから、スラスラとストーリーが思いつくというよりは悩みながら少しずつ進める様子が見られました。
今日の活動がいいきっかけとなってくれそうですね。
自分の事ばかりを考えているチームは、時折勝つことはあってもいいチームにはなれません。
一人一人が、自分のためだけでなくチームの為にと全力を出せるか。
共通の目標に向かってチームの心を一つにできるか。
勝利を追求して努力した先にある、勝敗を超えた達成感や友情に辿りつけるか。
『そのバトンに想いを込めて』とわざわざリレーの競技名を変更した理由もそこにあるのですから、今日大切なものに気付けた何人かがきっかけとなってチームの一体感がさらに強まることを願っています。