園日記

運動会を振り返って

上田名幼稚園第46回運動会が行われました。

前日までの雨で実施が危ぶまれた中で、なんとか無事に行えたことにホッとしております。

 

運動会の写真や動画は保護者の皆様が沢山撮影されていると思うので、今回はちょっとした裏側を。

園生活初めての運動会となった年少さん。

昨年度に満三歳児入園で運動会を体験した子もいますが、昨年は第二グラウンドでの開催だったので、こんな大人数に囲まれるのはどちらにしろ初めての経験でした。

前日まで「ボクはかけっこしかやらない」と宣言していた子もいましたが、みんなちゃんと体を動かしていましたね。

年少さんの時期はこれで十分。来年・再来年の運動会をお楽しみに。

 

運動会当日、年中ばら組さんのホワイトボードにはこんなメッセージが書かれていました。

隣にはドン・ガバチョさんからのお手紙も貼られていましたよ。

担任も書いているように、笑顔と元気がばら組さんの魅力です。

多少緊張する部分はありましたが、運動会でもばら組さんの笑顔と元気、感じていただけましたよね?

今年度の成長も感じ取れたと思います。

運動会本番でも、他学年のダンスを園児席横で共に踊っていましたね。

幼稚園の中では三兄弟の真ん中という立ち位置の年中さんですが、この運動会に向けての活動では園全体をリードして盛り上げてくれました。

 

年長まつ組さんの担任からのメッセージはこんな感じ。

「笑顔の絆で最高の思い出を作ろう」という担任の想いが伝わったんだなぁ~と今になれば冷静に振り返れますが、踊り出すまではヒヤヒヤだったでしょうね。

最後の二日間は雨で何もできず、当日は緊張でみんなガチガチでした。

『掴み取れ!駆け抜けた証を』の直前も。

みんなおかしなテンションになっていて。

顔が強張っていたり、変なテンションでおどけていたり、「おしっこしたくなってきた」って呟いたり・・・。

担任がまずは緊張を解いて笑わせて、その後に気合を入れ直したので、ようやく平常心に戻れました。

 

無事に出番を終えて退場した後、ホッとした表情のまつ組さんはようやくいつも通りの雰囲気に。

本部席にいたゲストや観客席に目線を送り、「おっ、泣いてるなぁ~。」って喜ぶ余裕までありましたよ。

リトミックやリレーの最中は真剣な表情で全力で行うまつ組さんですが、それ以外の時はいつもニコニコの仲良し集団。

『導け!色とりどりの道しるべ』の競技前、ピンクチームの作戦会議は普段の雰囲気がよく出ていましたね。

「せ~の、オレンジ!」「せ~の、みどり~!」って掛け声、本人たちは真面目に作戦会議をしているだけなのですが、観ているととても微笑ましかったです。

 

年長児としての園生活も折り返し地点を過ぎました。あと半年、笑顔の絆で最高の思い出を作っていこうね。

 

それぞれのクラスの特徴が出ていて、子どもたちの成長もたくさん感じられて、とてもいい運動会だったと思います。

ご協力ありがとうございました。

 

この方もご満悦。

「いやぁ~、いい運動会だったなぁ~。」

10月8日(土) 第46回運動会

第46回運動会が先ほど終了しました。

新園舎が完成してから初めての運動会ということで慣れていない部分もあり、改善すべき箇所も見えてきましたが、まずは今日無事に終えられたことにホッとしています。

保護者の皆様、観覧席の譲り合いや撤収作業のお手伝い、ご協力ありがとうございました。

 

運動会の感想などは明日以降に改めて更新します。

運動会の見どころ⑨ 掴み取れ!駆け抜けた証を

年長まつ組さんは、『笑一笑』に合わせて可愛いダンスを、『ECHO』では組体操をお見せします。

年長児の保護者の皆様には、ぜひこの二曲の歌詞を一度は読んでから運動会を迎えてほしいと思います。

 

一曲目の『シャオイーシャオ』はももクロらしくアイドルっぽい曲。

ただ、その歌詞はまつ組のことを歌っているのかと思うほど、クラスの雰囲気に合っていまして。

「笑顔の絆を胸に 光のほうへ進んでいく きみから僕へと伝わっていくこの勇気」

「こころでこころがまるくなる とがった唇も笑う」

「今日からの日々もずっとそんなふうであるように いつも 笑一笑」

 

昨年度からの積み重ねか、踊る事や歌うことが好きな女の子が多いまつ組さん。

気分が乗ってくると、この『シャオイーシャオ』も踊りながら歌い始めるんです。

その歌声がまた素敵でして。

ニコニコ笑顔でダイナミックに踊り、綺麗な声で歌う女の子に促されて、クラス全体が一つになっていく様子は、まさに笑一笑といった感じ。

心に響くものがありますよ。

緊張すると声が小さくなり、踊りも小さくなり・・、どんどん俯き・・・と悪循環に陥るので、年長児の保護者の皆様は行事前定番の「楽しんでね~」との声かけをお願いします。

 

二曲目の『ECHO』はクールな曲。

ラグビーワールドカップのテーマソングにもなったので、ご存じの方も多いと思います。

この曲の前半では、組体操を披露します。

ここでは男の子が大活躍。

いつも前向き。クラスを盛り上げてくれるまつ組の男の子たち。

時々調子に乗りすぎて周りが見えなくなり女の子に呆れられるのが玉に瑕ですが、クラスのエンジンとしてここまで引っ張ってきてくれました。

指先までピンと伸ばし、凛とした表情で行う技『扇』は必見です。

 

曲の後半については、敢えて多くは語りません。

一つだけ伝えるとすれば、注目すべきはその表情。何度見ていても、これは涙を堪えられません。

曲の最後まで一瞬も目を離せませんし、退場中のホッとしている表情も見どころの一つです。

退場し終え退場曲が終了する瞬間の、決めポーズをしながら満面の笑みで見つめあう『笑一笑』な姿まで、逐一ビデオにお収め下さい。

 

競技名にもなっている『掴み取れ!駆け抜けた証を』は、実は『ECHO』の歌詞の一節。

ここまでクラスで力を合わせて一生懸命駆け抜けてきた証を、運動会当日、まつ組さんには掴み取ってほしいと思います。

運動会の見どころ⑧ 笑顔がいいね!

運動会では『笑顔がいいね!』として、『ひょっこりひょうたん島』と『笑顔がE-ネ!』の二曲を踊る年中ばら組さん。

 

二年保育の子と三年保育の子が一緒に生活する年中児のクラスは、子どもたちの成長段階がバラバラでありクラス運営が非常に難しいもの。

今年の年中さんの場合は思うように主体性が身につかず、なかなかクラス状態は好転してきませんでしたが、そんな時もばら組さんの園生活にはいつもダンスがありました。

サラダ・サラ』・『ぼくのミックスジュース』・『Cheer up more

曲名を並べるだけで、「あっ!その曲!!」思う方もいらっしゃるでしょう。

運動会などの行事のためにダンスを教え込むのではなく、日々楽しんで踊っている先に行事があるという感覚で保育をしているので、保護者の皆様の前で披露する機会は無いながらも園では頻繁に触れていた曲というのが、数多く存在するクラスでもあります。

今回二曲目として踊る『笑顔がE-ネ!』は、実は一学期の早い段階から運動会の候補として挙がっていた曲。

何をしてもあまり響かず苦しんでいた時期に、ばら組の子どもたちの笑顔に活路を見出していたのかもしれません。

今となってはこんなに楽しそうに踊るばら組さん。

運動会でも、観ている人たちが「笑顔がイイね!!」と伝えたくなるようなステージを見せてくれるでしょうね。

 

一曲目の『ひょっこりひょうたん島』は、コミカルな振り付けが特徴的な曲。

こちらのひょうたん島ポーズは、ばら組さんの保護者の方なら誰しも家で見せてもらったことがあるでしょう。

ドン・ガバチョからのお手紙を用いて活動の意欲を高め、ここ最近ではひょうたん島へ行くための舟作りも盛り上がっていたので、ばら組さんにとっては無くてはならない曲ともなっています。

 

運動会のために準備したというよりは、四月からの毎日の保育の積み重ねを披露しようという意識が見られるばら組さんのリトミック。

体を動かすのが好きだから。みんなと一緒に踊るのが楽しいから。という気持ちが強く感じられるステージをお楽しみに。

運動会の見どころ⑦ サンサンパワー

年少さんは、『ひざしたいようサン』という曲に合わせて踊ります。

太陽の形の冠に、体には雲。とても可愛い衣装を身にまとい、踊る姿は必見です。

四月「ママと離れたくない」と泣いていた子も、この半年で様々な経験をし、立派に成長しました。

人前に慣れていない子が多いので、過度な緊張をせずに普段通りの姿を見せてほしいのですが、当日どうなる事でしょうか?

保護者の皆様もプレッシャーをかけすぎないように。

「頑張れ!!」と緊張させるよりは、「楽しんでね!」って優しく送り出す方がいいと思います。

 

運動会当日の天気予報に晴れマークがついたのは、年少さんのサンサンパワーのおかげ。

秋晴れの空のように、年少さんの表情も晴れやかであることを願っています。