園日記

5月11日(火)

年中ばら組さんは、朝早くに畑へ。

育てているズッキーニの花が咲いたので、見に行きました。

「何色のお花かな?」とクイズを出しながら向かいましたが、正解は予想外の『オレンジ色!!』という事で、みんな大興奮でしたよ。

これからもしっかり世話をしながら、収穫の時を待ちたいと思います。

畑から帰ってきたばら組さん。

今日の主活動は『おおきなうみをつくろう』でした。

まず、好きな色の折り紙で作ったのは魚。

次は、大きな部屋に移動しての海作りです。

筆やタンポ、手形・足形だけでなく、コップやブロック、オモチャの車輪なども使って、模造紙にダイナミックに海を作りました。

その後、担任が全員を集めて読んだ絵本は「スイミー」

皆で協力することの大切さを伝えたかったようです。

模造紙の絵の具が乾き、そこに魚を貼れば完成です。

ばら組さんのシンボルとなる作品になりそうですね。

 

10時過ぎから2クラス合同で畑に水やりに行く予定だった年少さん。

残念ながら直前に雨が降り出してしまったので、畑への散歩は明日以降に延期となりました。

 

すみれ組さんは、最近園庭でもよく見かけるチョウチョを作っていました。

シール貼りを行うのは三回目でしょうか。

今回も各々の個性が表れた配色や貼り方で、とても面白かったです。

クレパスも何度も使っているので、大分扱いに慣れてきましたね。

今日の散歩で道路や近隣の畑に咲いている花を観察し、園に戻ってから『花』をテーマにした作品を作る予定だったたんぽぽ組さん。

予定を変更して、サーキット遊びをホールで行いました。

初めての平均台ですが、みんな上手に歩けていましたよ。

驚いたのが、平均台の前に出来た列。

一列に並び順番待ちをしている様子に、「ボクが!私が!!」と我先に並んでいた四月からの成長を感じました。

まだまだオモチャの取り合いやちょっとした小競り合いを沢山見かけますが、それこそがこの時期に必要な事なので、好意的に捉え、見守っていきたいと思います。

 

年長まつ組さんの『10ぴきのおたまじゃくし』は意外な方向に。

足が生えてきたところで本が終わっているのが納得いかないらしく、続きをみんなで考えようという展開になりました。

上田名幼稚園の年長児の活動は、自分たちの話し合いによって進めていくもの。

今後、お店屋さんごっこ、運動会、表現遊びを楽しむ会などの行事の際に、様々な話し合いが行われるでしょうが、

今年度初めての話し合いとしては上々の盛り上がりだったと思います。

今日は『10ぴきのおたまじゃくし』二巻目のストーリーを決める話し合いがまとまったので、明日以降絵本作りに取りかかることでしょう。

こちらも楽しみな活動が始まりましたね。

5月10日(月)

ポカポカ陽気の月曜日。

年中ばら組さんはライオンバスに乗り、相模川の土手に散歩に行きました。

先週金曜日にアサガオ、マリーゴールド、ホウセンカの種を植えたばかりのばら組さんですから、土手に咲いている花にも興味を持っている様子で。

「この黄色いお花、きれいだねぇ~。」「あっちにもお花が咲いているよ~。」と、様々な植物を観察しながら、ほんわかした雰囲気のお散歩となりました。

途中、バッタやカタツムリ等の虫も見つけ、みんな大興奮でした。

とても楽しかったです。

また一緒に遊びに行こうね。

 

その頃、年長まつ組さんはオタマジャクシを観察中。

足に続いて手が出てきたオタマジャクシもいるようで、じっくり観察していると自然と自分たちもオタマジャクシのような体勢に。

全身を使ってしっかり観察した後は、個人持ちの絵の具を使ってオタマジャクシの観察画を描きました。

一見すると黒色のようですが、少し色が薄い部分や透けている部分もあるのがオタマジャクシ。

納得のいく色を自分でパレットに作ってから描いたオタマジャクシは、どの作品もとても素敵な色合い、とても素敵な構図で。

これぞ上田名っ子の作品と感心するものでした。

毎年二月に行っている『うえだなっ子フェスタ』では、このような個性溢れる作品を沢山展示しますのでお楽しみに。

 

さて、今日紹介したいのは、オタマジャクシの絵を描き終えた後の話。

全員が絵を描き終え部屋の片付けもすべて終わった時、担任は一冊の絵本を取り出し、読み始めました。

自作の絵本『10ぴきのおたまじゃくし』です。

ニコニコ池に生息しているオタマジャクシ10匹のうち、足が生えているのは9匹。

まだ足の生えないオタマジャクシは、他のオタマジャクシのアドバイスに従い、沢山ご飯を食べ、沢山体を動かし、沢山眠ります。

それでもなかなか足は生えてきませんでしたが、みんなの助けもあり、努力を続けると・・・。

 

足が生えてきた~!!というストーリーでした。

無事に足が生えてきた時、まつ組のみんなはとても嬉しそうな顔をしていましたよ。

絵本の最後のページには、「諦めず努力をすれば、いつか必ず自分のためになる日が来るよ」と記されていました。

このメッセージをまつ組のみんなに送りたかったようです。

 

足が生えたところで終わったこの絵本、この先どのようなページが書き加えられていくのでしょうか?

オタマジャクシの成長日記も楽しみですが、この絵本に込めた想いをしっかり感じ取れている様子の、まつ組さんの今後の成長がとても楽しみです。

コラボdeあおむし。

年少すみれ組といえば『はらぺこあおむし』のペープサート。

四月からCDの音声を用いて行っていましたが、やはりピアノ演奏に合わせて歌った方が魅力的なものなので、

今日はばら組の担任にピアノを弾いてもらいました。

綺麗な歌声とピアノの音色に、一瞬にして引き込まれた様子のばら組さんとすみれ組さん。

園庭で遊んでいたはずのたんぽぽ組さんも、吸い寄せられるように部屋に集まってきて、静かに座って鑑賞していましたよ。

終わった瞬間、部屋の中だけでなく廊下からも盛大な拍手が。

年長さんも廊下で静かに聴いていたようです。

 

綺麗な歌声とピアノ演奏に自然と人が集まってくる、とても素敵な午後のひとときでした。

5月7日(金)

ゴールデンウィークの疲れが残っている様子の金曜日。

午前中は雨も降らず程よい涼しさだったので、年少すみれ組さんはまつ組さんと手を繋いで畑へ散歩に行きました。

 

年少さんで育てている里芋、トウモロコシ、かぼちゃに看板を立てましたよ。

親しみを持って育ててくれそうなので、度々様子を見に行きたいと思います。

園に戻ってからは、全員で体操をしました。

今月から入園した子も楽しそうに踊っていましたよ。

 

その後、年中ばら組さんは花壇に花の種を植え、ちぎり絵で看板を作りました。

今日植えたアサガオ、マリーゴールド、ホウセンカの花は、色水遊びに使えるようです。

大事にお花を育てて、花が咲いたら遊びに使うという、長期間楽しめる活動が始まりましたね。

 

みんなの癒やし系、年少のたんぽぽ組さんは、一列の電車になってホールへ向かっていました。

その道中、年中さん年長さんの部屋を通るたびに手を振ってくれるので、

年中さん年長さんは思わず作業の手を止めて「可愛いねぇ~。」ってニコニコ笑顔に。

 

ホールでは風船で存分に遊びました。

他の子の持つ風船が魅力的に見えて、つい取り合ってしまう姿も見られましたが、このような経験も年少児のうちに沢山行っておくべきもの。

仲直りの方法も同時に学びながら、良い人間関係を築いていって欲しいですね。

 

年少すみれ組さんは、今日は『三匹の子豚』のパネルシアターを行いました。

頻繁に行っているパネルシアターですから、みな楽しみ、集中して聞けるようになってきましたよ。

すみれ組に置いてあった虫かごにはアオムシが。

畑で見つけたようです。

このクラスは、アオムシに縁がありますね。

今日の『はらぺこあおむし』については、後ほど更新します。

5月6日(木)

ゴールデンウィーク明けの木曜日。

登園を渋る子がいるのではと予想していましたが、概ね喜んで登園してくれたような気がします。

この5連休の間に一気に芽が出たのが、年長さんが育てているお米。

早くみんなにも見せたかったので、朝の涼しいうちに畑へ散歩に行ってきました。

ある程度芽は出揃っていましたが、ここから田植えできる状態まで育てるには毎日の水やりが必要不可欠です。

手分けしての作業とはいえ毎日畑まで水やりに行くのはなかなかの重労働ですが、

今年の年長さんなら、ノリ良く、楽しみながらお米を育てていってくれることと思います。

 

年少すみれ組さんはパネルシアター。

今日は『カエルの歌』のようです。

「カエルの歌が~♪ 聞こえてくるよ~♪」とみんなで楽しく歌っていたら、次第に体も動き出して、ピョンピョン跳びはねる子が現れ・・・。

気がつけば、みんな四つん這いになり「ゲロゲロ~!!」って鳴き声を真似ながら、部屋の中をお散歩していましたよ。

可愛いカエルにとても癒やされました。

折角なので、スペシャルゲスト。

年長まつ組さんで育てているオタマジャクシを連れてきました。

もう後ろ足が生えてきたのでなかなかのビジュアルでしたが、みんな食い入るように見つめていましたよ。