卒園式の練習。
最初で最後の、通しでの卒園式練習。
適度な緊張感もあり、良い雰囲気での練習が出来ました。
毎年恒例のあの歌、かなりよい仕上がりですよ。
明日はお別れカレーパーティー。
有意義な思い出を作りたいですね。
最後のお弁当。
今日は今年度最後のお弁当の日。
ひな祭りらしいお弁当やキャラ弁の子や、お母様からの直筆のお手紙が入っている子も居て、
年長組は最終日らしいしんみりした雰囲気での昼食になりました。
週三回のお弁当作り、ありがとうございました。
お手紙。
うめ組さんは、卒園式でおとうさんおかあさんに渡す手紙を書いています。
難しい字は壁に貼ってある50音表を見ながらですが、みんな心のこもったお手紙を書いていましたよ。
「この子が、こんな事を書くんだ。」という驚きもあり、覗き見しながらちょっと泣いちゃいました。
フェスタについて。
うえだなっ子フェスタ2017にお越しいただきありがとうございました。
この機会に、上田名幼稚園が園児たちの作品に込める思いについて少し記したいと思います。
当園での『製作活動』は学年問わず少しでも多く個性が現れるように意図しております。
「目はここよ。顔は何色で描くの?」などという没個性な指導は一切行っておりません。
個性の現れる作品というのは面白いもので、その時の描写技術以外にもその経験で抱いた感情などを表す性質があります。
一般的にポジティブなイメージには明るい色を使って大きく、ネガティブなイメージには暗い色を使って小さく描く傾向にあるとも言われます。
すみれ組のトマトの絵やきく組の二十日大根の製作などには、その性質がよく現れていました。
今年の二十日大根は辛かったからか、黒のクレパスを使って描く子の多い事。
「からかった」という説明書きを見なくても心理状態が見てとれましたよね。
幼児期の彼らは日々成長しております。
成長するに従って『上手』な絵を描けるようにはなるでしょうが、心を込めた絵を描けるのは心が動いたその時だけです。
つまり、年少児が芋掘りの翌日に心を込めた経験画などは、楽しい思い出が残っているあの日の心理状態でしか描けない唯一無二のものなのです。
年度末、一年の作品をまとめて『おもいで』として持ち帰ります。
彼らが心のこもった作品を作り上げてくれる喜びをご家族と分かち合いたいとの思いを持ってお贈りしているのです。
私共は彼らの作品一つ一つにそれだけの愛着や情熱を持って接しております。
彼らの小さな成長一つ一つに大いなる喜びを抱いております。
今回のフェスタを通じて、私共の思いを皆様に感じ取っていただけたのなら幸いです。