園日記

12月3日(土) 表現遊びを楽しむ会の見どころ③

担任の声掛け主導で行う年少児の表現遊びやCDの音声で物語が進む年中児の表現遊びとは異なり、自分たちで話を作ることから始めるのが年長児の表現遊び。

今年は『こびとのくつや』という物語を題材にして、セリフを替え歌に乗せるミュージカル風の劇を作りました。

使用するのは、普段から園で聴きなれている曲ばかり。

朝起きる場面では「コーコケッコッコー、夜が明けた~」と朝の会で歌っている『夜が明けた』が流れ、夜寝る場面では『きらきら星』が流れます。

何度か同じ曲が流れることがありますが、毎回微妙に歌詞が異なるのも子どもたちの作品らしくて魅力的です。

今回の活動では話し合いが思うように進まず、物語の全体像がなかなか見えてこなかったこともあり、表現遊びを「楽しむ」ところまで達するには時間がかかりましたが、運動会の時にも素敵な歌声を聞かせてくれた女の子たちが中心となってクラスを盛り上げ、まつ組さんらしい劇を作り上げてくれました。

昨日の雰囲気は、まさに表現遊びを楽しんでいる感じがして、胸が熱くなりましたよ。

 

お父さんお母さんの前で発表する機会も幼稚園生活最後。

最後に歌う『あしたははれる』の歌詞のように、まつ組らしい仲の良さを発揮して。

「失敗したら・・・」なんて後ろ向きなことは考えずに、思いっきり楽しんでほしいと思います。