園日記

12月1日(水) 招待状。

表現遊びを楽しむ会まであと三日。

夜からの嵐の影響があり園庭では遊べなかったので、室内で一日過ごしました。

 

今月から入園した二人の様子が気になりましたが、すぐにクラスに慣れて素敵な笑顔を見せてくれましたよ。

しばらく遊んでいたら気分がのってきたようなので、表現遊びを楽しむ会で発表する劇にも参加してもらいました。

泥棒をびっくりさせる場面では、みんなと一緒に「ワー!!」

ねこのピートでは、一緒に列に並んで「ニャンニャン♪」

 

まさか初日から劇に参加してくれるとは思っていなかったので、正直驚きました。

二人とも幼稚園は楽しいところだとまずは感じてくれたようなので、少しずつ園生活に慣れていってほしいですね。

 

年少すみれ組さんは衣装を着て『どんないろがすき』を発表してみました。

その後は、マーブリングで何かを作っていましたよ。

これはどこに飾られるのかな?

 

 

年長まつ組さんは、お手紙を書いていました。

お父さんお母さんへの招待状のようです。

一枚見せてもらったら、とても素敵な文面が書いてありました。

お父さん、まつ組さんが作ったすごいお話をお楽しみに!!

 

ここで一つお願いを。

七月の『お店屋さんごっこ』の際にもお願いしましたが、もし宜しければ招待状にお返事を書いて、登園時や降園時にこっそり職員に渡してください。

まつ組の部屋に置いてあるポストにお手紙を入れ、お子様の手元へと届けます。

 

心をこめ、想いやエールを届けよう』いうテーマを掲げて運動会を経験した年長さん。

それからの期間は物語作りというとても難しい活動に前向きに取り組みました。

長時間の話し合いを重ねて脚本を一から作り、劇で使う小道具を手分けして作り、演技プランを決めるのにも様々な挫折を繰り返しながら、少しずつ劇を完成させていく毎日。

忙しく、考えることの多い日々でしたが、子どもたちの様子を見ていると、とても有意義な時間を過ごしていたように感じます。

保護者の皆様にも「今日は火の場面を作ったんだよ。」「新しい歌が完成したんだ」などの楽しげな報告が頻繁にあったことでしょう。

世界に一つだけ、ここにしかない手作りの劇『みんなの ゆめが かなったら・・・』にお父さんお母さんを招待したいという想いを込めた招待状。

保護者の皆様からの熱いお返事を楽しみにしています。

11月24日(水) 題名が決まった!!

表現遊びを楽しむ会の本番までの保育日数はあと7日。

ここまで脚本を一から考え、小道具を手分けして作り、演技論を交わしながら少しずつ劇を作り上げてきたまつ組さんには、担任からのプレゼントが。

手作り絵本の下巻が完成しました!!

早速読み聞かせをすると、みんなの目がキラキラ輝いてきて。

『心をこめれば、その想いは必ず伝わる』と感じられる、とても素敵な時間でした。

『物語を作る』という、幼稚園児には難しい活動を続ける一ヶ月ではありましたが、ここから得るものは多かったと思います。

紆余曲折を経て、この絵本の最後のページのように絆の強い素晴らしいクラスになったなぁ~と。

感慨深い一日となりました。

 

ちなみに、劇の題名は『みんなの ゆめが かなったら・・・』に決まりました。

12月4日の本番も楽しみですが、みんなの夢がかなった時のことを想像したら、胸が熱くなりますね。

11月22日(月) 消防署見学

今朝出勤したら、靴下にひっつきむしがビッシリついていました。

駐車場で車から降りた時についたようです。

先週ばら組さんと畑でひっつきむしを投げ合って遊んだ時は「楽しかったねぇ」と話しながら服から外していたので気にならなかったのですが、朝から園庭で一人外すのは何だかむなしかったです。

 

気を取り直して。

新園舎に壁がついて一気に建物らしくなってきた月曜日。

 

12月4日に行う表現遊びを楽しむ会にむけての活動が各クラスで本格化しています。

といっても、練習漬けの日々を過ごしているわけではなく。

年中ばら組さんは、様々な色の画用紙を切り、鳥や雲、太陽などを作っていました。

出来上がった鳥、雲、太陽を壁に貼りつけると・・・。

部屋の後ろ側の壁に青空が浮かび上がりました。

こちらはまだ秘密にしておきますが、黒板には『ぶれーめんのまち』と書かれた大きな作品が貼られています。

ブレーメンの世界に入り込んだのかと錯覚するくらいに、部屋全体が劇の世界観になってきましたよ。

 

年長さんは消防署見学。

車両見学や防火服の体験だけでなく、「右向け右」などの礼式やカッコいい敬礼の仕方も教えてもらいました。

園に帰ってからは、早速敬礼の復習を。

将来の夢が消防士で今回の劇でも消防士役を演じる男の子は、頭のてっぺんからつま先までシャキッとした敬礼を見せてくれましたよ。

その後は段ボールを使って消防車作りを始めました。

手分けして上手にダンボールを繋げていく様子をぼんやりと眺めていたら、一学期のお店屋さんごっこのことが思い出されて。

あの頃は段ボールを繋げるのにもとんでもない量のガムテープを使っていたなぁ~と、妙に感慨深くなりました。

確かに今回の劇で使う小道具は、お店屋さんごっこの時よりも上手で丁寧に作られているように感じます。

ホースの差込口はガムテープの芯で。こういった細かい描写を再現できるようになったのも確かな成長ですね。

昼食後に絵の具を塗って完成となりました。

この消防車、劇の「火の場面」に登場する予定だそうです。お楽しみに。

11月19日(金) まつ組さんのこだわり② 『38分』

劇は出来上がったのでそろそろ題名を決めようと話し合いを始めた金曜日。

自分たちで一から全てを作り上げた劇なので皆思い入れが強く、様々な意見が出てきました。

長い時間をかけて『みんなの ゆめは かっこいい』と『みんなの ゆめが かなったら』の二つまでは絞れたのですが、最終決定は月曜日に持ち越しとなりました。

どちらも素敵な題名だと思うので、全員が納得のいくように、ゆっくりと時間をかけて決めていってほしいと思います。

 

時間をかけてと言えば。

今日、劇の時間を計測したら、38分ありました。

今までの年長児の倍なので正直長いとは思いますが、せっかくまつ組さんが自分たちでここまで作り上げた劇ですので、このまま発表したいと思います。

劇中には間延びしている部分もありますが、敢えて我々が余計な手を加えることはしません。

「今、何待ち?」みたいな時間にも、まつ組さんらしいじゃれ合いがあちこちで見られるので不思議と退屈しませんし、微笑ましく感じられると思います。

 

 

来週は、月・水・金しかなく、再来週の土曜日である12月4日が本番。

表現遊びを楽しむ会に向けての活動が佳境を迎えているのと同様に、こちらも完成の日が近づいてきました。

今回の物語をまとめた担任お手製絵本の下巻が、そろそろ出来上がりそうです。

これを見たら、みんな目を輝かせて喜ぶでしょうね。

11月18日(木) 見せ合いっこ。

今日は、年中ばら組さんと年少たんぽぽ組さんが、表現遊びを楽しむ会で発表する出し物を見せ合っていました。

たんぽぽ組さんの『ねこのピート』を見終えたばら組さんは「可愛い~!! ニャンニャンって可愛い~!!」と大喜び。

ばらぐみさんの『ブレーメンのおんがくたい』を見た後のたんぽぽ組さんは「格好良かった~!!」と尊敬の眼差し。

お互いにとっていい影響があったようです。

これからも支え合って、時には刺激し合って、当日まで過ごしていってほしいと思います。

 

警察が点検する暗い道作りをしている年長まつ組さん。

黒い紙にカラーセロハンを貼って窓を隠していたら、暗いだけでなく暗くて綺麗な道になったようで。

出来上がった道にしばし見入っていましたよ。

 

 

こちらは、声援を送るほどの熱狂的なファンもつき始めた二人組アイドル。

彼女たちのステージに欠かせないのは、ピアニストです。

ピアニストの演奏に合わせてアイドルが踊る姿は必見ですよ。

アイドルの緊張を解くように観客が一緒に歌うというのも、普段から手を取り合って生活している今年のまつ組さんらしくて素敵だなぁ~と感じました。