園日記

9月20日(火) 雨が止む間を有効に。

台風の影響が心配された、三連休明けの火曜日。

園には特に被害はなく、水はけ抜群の園庭には水たまりの一つもありませんでした。

雨さえ降っていなければ外で存分に遊べる、上田名幼稚園らしい園庭になってきましたね。

近隣の小中学校は登校時間を遅らせたようですが、我々は通常通り。

朝の雨の止んだタイミングを利用して、外遊びを行いました。

年中さんや年長さんでは、やはりリレーがブーム。

短い時間ではありましたが、園庭で体を動かせてよかったです。

部屋に入ってから、年長まつ組さんでは運動会でリレーの際に着用するゼッケンの贈呈式を行いました。

毎年運動会で年長児が着ているので見覚えがあり、このゼッケンに憧れを抱いていた子もいたようで。

「なんか~、速く走れそう~。」と喜んでいましたよ。

ゼッケンを着ていると誰にバトンを渡すのかがわかりやすいので、さらにリレーの質が上がっていきそうですね。

9月16日(金) スペシャルゲスト

年長まつ組さんのホワイトボードに『すぺしゃるげすと!!』と書かれていた金曜日。

毎日の園日記を読んでいてどうしても子どもたちに会いたくなったこの方が、今日は園に遊びに来てくれました。

 

年長まつ組さんにとっては昨年度お世話になった先生の久々の来訪。

折角の機会なので、運動会で発表する『掴み取れ!駆け抜けた証を』を披露してみましたよ。

「成長した姿を見せよう!!」といつも以上に気合が入っていたまつ組さんの集中力は素晴らしく、鳥肌が立つような出来でした。

 

観終えた後、ゲストの目には涙が。

「みんな、スゴくカッコよかったよ。笑顔で踊るみんなも真剣な表情で組体操するみんなもスゴく素敵。みんなの気持ち、届いたよ。」なんて語り掛けてくれたので、まつ組の子どもたちはとても誇らしげでしたよ。

 

ここ数日の運動会への取り組みで、まつ組さんの意識は一気に高まっています。

今日の出来事もまつ組さんの意欲をさらに高めてくれたことでしょう。

運動会まであと三週。

上田名幼稚園らしく楽しみながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

9月15日(木) 玉入れで遊ぼう

曇っているからか、一日過ごしやすかった木曜日。

外で遊ぶには最適の天気なので、今日はどの学年も園庭で遊んでいました。

年中さんが運動会で親子種目として行う玉入れ。

玉入れを盛り上げるには対戦相手が必要ということで、今日は年長まつ組さんと玉入れ勝負を行いました。

結果はまつ組さんの圧勝。

年長さんとしての威厳を保てて満足げなまつ組さんと、とても悔しそうなばら組さん。

この二クラスのライバル関係は、今後も続いていきそうですね。

9月14日(水) ピンクチームの憂鬱

常勝軍団赤チームはいつも陽気にリレーを楽しみ、緑チームは先週自信を取り戻した

となると、取り残されたピンクチームにとってはリレーの時間がどうにも憂鬱なもので、後ろ向きな発言や責任の擦り付け合いが多い状態でした。

今日は、遊びで年中ばら組さんと行ったリレー対決で、半周もの差をつけられて負けてしまい・・・。

想定外の勝利に大喜びのばら組さんとまさかの敗戦に静まり返るピンクチーム。

プライドも傷つくような敗戦でしたが、これで、燻っていた彼らの導火線に火がつきました。

 

すぐに円くなって座り、口々に改善点を話し合う反省会を。

「オレ、ふざけて走ってた。もっと速く走れる。」

「私も頑張るよ。」と声を掛け合う姿に、このチームの可能性を感じました。

 

昼食後恒例のリレー対決では、まさかまさかのピンクチームが優勝。

1位ピンクチーム、2位赤チーム、3位緑チームとなりました。

午前中は俯いていたピンクチームの奇跡の勝利。

チームで力を合わせて掴んだ勝利の味は格別だったのでしょう。みんなで飛び跳ねて喜びを表現していましたよ。

ピンクチームの面々が盛り上がるのは勿論のこと、午前中の対戦で友情の芽生えたばら組さんも大喜びでした。

 

これからのピンクチームの飛躍に期待したいと思います。

9月14日(水) 園長のお仕事。

上田名幼稚園の運動会当日、万国旗のように会場にはためいているのはクラスカラーの手型・足型です。

 

成長の証である手型・足型が飾られた園庭で子どもたちが全力で走り、踊り、躍動し、それを見守る保護者の皆様は、彼らの仕草一つ一つにこの一年の確かな成長を感じる。

そんな、会場全体でみんなの成長を分かち合える温かい運動会にしたいからと、開園以来45年間行ってきたこの試み。

全園児の手型・足型を紐に糊付けするのは、今年も園長のお仕事です。

「一人ひとりの今年の成長を感じながら、一つ一つ丁寧に糊付けしたいんだ」というので、毎年この作業だけは誰も手伝わせてもらえません。