園日記

6月10日(木)

今日もとてもいい天気。

年中さんは服部牧場で牛・馬・ヤギ・羊・アヒル・鶏・オウムと沢山の動物を見てきました。

今週に入ってから牛・馬作りや牧場の地図作りなどで期待感を高めていたこともあり、みんな大喜びで牧場散歩を楽しんでいましたよ。

園に戻ってからの昼食時には「牛を見てからの牛乳は、いつもと味が違うなぁ~」ってゴクゴクと。

上田名っ子らしい素直な反応に、心がホッコリ温まりました。

 

明日は、今日の思い出を形にするようです。

どんな作品が出来上がるかな?

 

年長まつ組さんは、アサガオの観察日記を書きました。

個人持ちの絵の具での絵画には既に慣れているので、色作りはとてもスムーズ。

「こんな色が作れたよ~」などとアピールをすることも無く、淡々と描き始めましたよ。

観察日記なので、じっくりとアサガオを観察して。

花が咲いている子は二割ほどでしたが、他の子ももうすぐ咲きそうなつぼみを発見できたので、嬉しそうでした。

観察画などの機会があると注意深く観察するので、漫然と眺めるだけでは気付けない新たな発見が得られます。

学びの多い、とてもよい活動になりましたね。

 

月曜日に田植えをしたお米。

年長さんは登園してきたら毎朝必ず自分たちで水やりを行っています。

目の届くところにいつもお米があり、その生長を自分の目で全て観察できる環境なので、年長さんはいつもお米の様子を気にかけているのです。

これこそが、園庭でお米を育てているメリット。

 

米に限らずどんな作物でも、種まきから収穫までには様々なドラマがあります。

水が少なければ枯れてくる。

日当たりが悪ければ元気がなくなる。

晴れた日には沢山の虫が寄ってくるし、梅雨時には雑草もよく伸びる。

嵐の日には倒れることもあり、実がつく頃には鳥が寄ってくる。

 

そんな小さな変化を日々観察し、自分たちで対策を考える経験をして、初めて『野菜を育てることの大変さや楽しさを学ぶ』という意味のある活動になるのだと思います。

まだまだ収穫期までは時間がありますが、園庭のお米も畑の野菜も沢山観察しながら大事に育てていきたいですね。