園日記

10月20日(木) もみすり

年長さんのお米作りもいよいよ最終段階に入りました。

今日は、お米の殻をむく『もみすり』を行いました。

脱穀したお米をすり鉢の上に置き、野球ボールでゴリゴリ押し、うちわで殻を吹き飛ばすと、みんな見慣れたお米の形になりましたよ。

 

ただ、まだ茶色。

これを来週精米して、いよいよおにぎりパーティーです。

 

お米作りは今となってはどこの園でも行われており、目新しい活動ではないでしょう。

ただ、そのすべての工程を自分たちで行っている幼稚園は数多くありません。

お米を作る楽しさだけでなく、その難しさも感じてきた彼らだからこそ得られる達成感が、来週の木曜日に爆発することでしょう。

まつ組さんがはじける笑顔でおにぎりを頬張る姿、お楽しみに。

10月20日(木) 城山へと続く道

例年なら年中さんは城山登山を行っている時期ですが、今年は子どもたちの状態を判断した上で、まずは山登りの楽しさを感じてもらうために七国峠へと行ってきました。

山道自体が初めての子ばかりなので、ちょっとした階段の段差や滑りやすい坂道に足を取られることが多く、不安な気持ちを振り払うために度々「行くぞ~」「お~」と声を掛けながらの峠歩きとなりました。

しばらく歩いた後の分岐。

左に進むとゴールの広場、右に進むと更なる山道。

どっちを選ぶか試しに聞いてみたら、山道の方を選んでくれました。

山歩きの楽しさが少しずつ伝わってきたようです。

今日のキーワードは、「歩くのは山側」

いくら注意していても山道には危険が伴うので、なるべく山側を歩くように徹底しました。

何度も同じ話をしていたので、子どもたちも覚えていることでしょう。

「歩くのは?」と問いかけてみて下さい。「山側!!」と答えてくれると思いますよ。

ちなみにライオンバスは? いや、何でもありません。

 

そんなこんなで、鳥のさえずる声を聞き、すれ違う人々に笑顔を振りまきながら、楽しんで登ってきました。

途中すれ違うハイカーとあいさつを交わす姿は、立派な登山愛好家でしたよ。

公園に戻ってきてからも遊具で遊び、広場で全員でかけっこを。

とても元気な様子でしたが・・・。

帰りのバスでは、気持ちよさそうな寝息が聞こえてきましたよ。

 

今日は疲れていると思います。ゆっくり休んでね。

次回は・・・、城山に行くぞ!!

10月19日(水) あいかわ公園に行ってきた。

朝起きたら雨が降っていて驚いた水曜日。

登園時間には雨がやんでいい天気になっていたので、年長さんは予定通りあいかわ公園に遊びに行ってきました。

団体予約が多く入っていたようですが、我々が着いた頃にはまだ誰もおらず、貸し切り状態で思い切り遊びました。

 

一通り遊んでからは徒歩で20分ほどかけて宮ケ瀬ダムへ。

今日のメインイベントである、宮ケ瀬ダム観光放流見学をしました。

お風呂の栓を抜く感じだと事前に説明してはいたのですが、想像以上の迫力にみんな思わず拍手。

放流の6分はあっという間に過ぎました。

水量が段々と少なくなり水が止まると、名残惜しいのか頭を抱えて残念そうな表情をしていましたよ。

放流見学後は、また歩いてあいかわ公園へ。

ふわふわドームもすいていたので、存分に遊びました。

帰り道はみんなお疲れモード。

たくさん歩きたくさん遊び、貴重な体験もできる、充実した園外保育となりました。

みんな、楽しかったね。

 

明日は年中さんが相原公園に行ってきます。

10月18日(火) ちくちく・とんとん

運動会で年長児らしいカッコよさを存分に見せてくれた年長まつ組さん。

子どもたちの中にもやり切った達成感や自信が大きかったようで、運動会後は外遊びなどでも成長した逞しい姿を見せてくれます。

今日は、12月に行われる『表現遊びを楽しむ会』にむけてちょっとした話し合いを行ってみました。

まだまだ本番は先ですし、話し合いというより雑談といった雰囲気で始めたのですが、その中でも鋭い意見が数多く出てきて。

何となくストーリーをなぞるだけで終わりにしようと思っていたのですが、次から次へと意見が出てきたので、劇中に使う曲もあっという間に一曲出来上がりました。

今後まつ組さんはお家でも「ち~くち~く・とんとんとん」と「いとまきまき」のリズムに合わせて歌い始めると思いますが、取り敢えずは静観していてください。

ある程度劇が出来上がってきたら、こちらの園日記でもお知らせしていきます。

10月17日(月) 脱穀

今日年長さんは、先週12日に稲刈りをしたお米の脱穀を行いました。

おにぎり一つは2,000~2,500粒のお米から出来ていると知り、モチベーションが一気に上がったまつ組さん。

一粒一粒自らの手で脱穀するというのはかなり大変な作業ですが、大きなおにぎりを食べたいまつ組さんは一生懸命脱穀していましたよ。

今日はお休みの子が多かったので作業は途中までとなりました。

 

昼食時、給食のお米を時折見つめながら口に運ぶまつ組さんの姿を見て、これまでの米作りや今日の脱穀が意味のある活動になったと感じました。

収穫したお米をおにぎりにして食べるのは、来週27日木曜日の予定です。

それまでの工程は、残り半分の「脱穀」と「もみすり」と「精米」のみとなりましたが、子どもたちにとって何か心に残るものがあるように、大事に行っていきたいと思います。