運動会の見どころ⑧ 笑顔がいいね!
運動会では『笑顔がいいね!』として、『ひょっこりひょうたん島』と『笑顔がE-ネ!』の二曲を踊る年中ばら組さん。
二年保育の子と三年保育の子が一緒に生活する年中児のクラスは、子どもたちの成長段階がバラバラでありクラス運営が非常に難しいもの。
今年の年中さんの場合は思うように主体性が身につかず、なかなかクラス状態は好転してきませんでしたが、そんな時もばら組さんの園生活にはいつもダンスがありました。
『サラダ・サラ』・『ぼくのミックスジュース』・『Cheer up more』
曲名を並べるだけで、「あっ!その曲!!」思う方もいらっしゃるでしょう。
運動会などの行事のためにダンスを教え込むのではなく、日々楽しんで踊っている先に行事があるという感覚で保育をしているので、保護者の皆様の前で披露する機会は無いながらも園では頻繁に触れていた曲というのが、数多く存在するクラスでもあります。
今回二曲目として踊る『笑顔がE-ネ!』は、実は一学期の早い段階から運動会の候補として挙がっていた曲。
何をしてもあまり響かず苦しんでいた時期に、ばら組の子どもたちの笑顔に活路を見出していたのかもしれません。
今となってはこんなに楽しそうに踊るばら組さん。
運動会でも、観ている人たちが「笑顔がイイね!!」と伝えたくなるようなステージを見せてくれるでしょうね。
一曲目の『ひょっこりひょうたん島』は、コミカルな振り付けが特徴的な曲。
こちらのひょうたん島ポーズは、ばら組さんの保護者の方なら誰しも家で見せてもらったことがあるでしょう。
ドン・ガバチョからのお手紙を用いて活動の意欲を高め、ここ最近ではひょうたん島へ行くための舟作りも盛り上がっていたので、ばら組さんにとっては無くてはならない曲ともなっています。
運動会のために準備したというよりは、四月からの毎日の保育の積み重ねを披露しようという意識が見られるばら組さんのリトミック。
体を動かすのが好きだから。みんなと一緒に踊るのが楽しいから。という気持ちが強く感じられるステージをお楽しみに。
運動会の見どころ⑦ サンサンパワー
年少さんは、『ひざしたいようサン』という曲に合わせて踊ります。
太陽の形の冠に、体には雲。とても可愛い衣装を身にまとい、踊る姿は必見です。
四月「ママと離れたくない」と泣いていた子も、この半年で様々な経験をし、立派に成長しました。
人前に慣れていない子が多いので、過度な緊張をせずに普段通りの姿を見せてほしいのですが、当日どうなる事でしょうか?
保護者の皆様もプレッシャーをかけすぎないように。
「頑張れ!!」と緊張させるよりは、「楽しんでね!」って優しく送り出す方がいいと思います。
運動会当日の天気予報に晴れマークがついたのは、年少さんのサンサンパワーのおかげ。
秋晴れの空のように、年少さんの表情も晴れやかであることを願っています。
運動会の見どころ⑥ かけっこ&リレー
運動会の競技といえば、まず思いつくのがかけっこ。
年少児は約15m、年中児は約20m、年長児はリレーとしてトラック一周約50mを走ります。
年少児と年中児のかけっこのおススメ撮影スポットがゴールの奥だというのは先日の園日記にも書きました。
年少児と年中児のかけっこは、プログラム②とプログラム③として続けて行います。
この二つの競技を見比べるだけでも、上田名っ子がどれだけ普段から体を動かしているのかがわかると思います。
入園から約半年経った年少さんは、とても可愛い走り。
やっとゴールまでたどり着いたという感じで、観ていると心が温まるようなかけっこです。
年中児のかけっこになると、まるで別競技のように感じられると思います。
特に、今年の年中さんは普段から氷鬼などの集団遊びを楽しみ、負けん気も強いので、年長さんにリレー勝負を挑むほど走る事への意欲が高まっていました。
さすがのスピードだと感心するような徒競走になる事でしょう。
年長さんのリレーは、チームの絆や一体感が感じられるようなチームスポーツです。
走力だけでなく主体性やコミュニケーション力、性格なども考慮し、4月中にはチーム分けをしてこのチームで様々な活動を行ってきました。
4月に行っていたピタゴラスイッチ作りも、実はこのグループで。
誰かが引っ張るわけではなく、みんなで話し合いながら少しずつ進めていたピンクチーム。
リーダーシップを発揮する子がメンバーの要望を聞きながら進めていた緑チーム。
「僕がやる!」「私がやりたいの!!」と言い争いばかりしていて、バラバラだった赤チーム。
それからの半年間様々な経験を積み、それぞれのグループはどのような成長を遂げたのでしょうか。
この園日記をご覧の方なら、運動会に向けての活動の中で彼らが沢山悔しさを感じ、そこからどう自分たちを高めるか試行錯誤してきた過程をご存じだと思います。
その中では悔し涙を流したり言い争いになることもありましたが、今となってはそれもいい経験となり、リレーだけでなく園生活全般の意欲を高める事に繋がりました。
残酷にも1位から3位まで運動会での順位はついてしまいますが、1位が勝者で3位が敗者だとは思えません。
どのチームも同じように貴重な体験をし同じように成長してきたので、負けたチームもリレーを辛い想い出にしてほしくないと思います。
保護者の皆様、1位のチームのアンカーがゴールした時と同じような盛大な拍手を、2位と3位のチームにもお願いします。
結果が全てなのではなく、それまでの日々が大切なのだから。
まつ組全員がいい想い出に出来るように、会場全体で盛り上げにご協力ください。
10月6日(木) 「晴れればやります」とは言ったけれど・・・。
コロコロ変わる天気予報に翻弄される木曜日。
水浸しの園庭を見ていても、特に緊張することもなくゆったりと過ごしている上田名っ子を見ていても、運動会の二日前だとは感じられません。
今日の活動も、ひょうたん島を目指す舟に載せる旗を作ったり、太陽を作ったり。
運動会に向けての活動ではあるのですが、ゆったりのんびりと一日過ごしました。
運動会への期待感を高めるのは、明日に取っておくようです。
土曜日に運動会を実施するかとの問い合わせがすでに数件ありましたが、正直当日まで決断しきれません。
ただ、「運動会当日に雨が降らないならやる」というのは基本的な考え方です。
上田名幼稚園との関わりが長い保護者の方ならご存じの通り、我々の運動会には雨が付きもの。
長年培った水抜き技術で、少々の雨なら問題なく開催までこぎつけられると思います。
でも、この状態が続くとなると・・・。
ちょっと怯んでます。